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かけがえのない家族の時間を残す「おもいでばこ」 「写真多すぎ」を解決する技術

家族写真、特に子供の写真は、スマートフォンで日常が大量に撮影できるようになりました。日々のちょっとした成長も、記録として残す事ができます。ただそれらの写真は自分のスマートフォンの中にあるだけで、誰とも共有していないのではないでしょうか。

これらの写真は、その時間を共有した家族で一緒に見ることで、より強い思い出に変わっていきます。テレビを囲んで家族で思い出の写真や動画が見られる、そんなことを実現する定番とも言える製品が、「おもいでばこ(PD-2000)」です。

今や多くの人に利用されるようになった「おもいでばこ」ですが、なぜ家族の定番になったのでしょうか。今回は、その秘密に迫ってみましょう。



豊富な「おもいでばこ」ラインナップ

おもいでばこ(PD-2000)は、スタンダードモデルとしてハードディスク容量1TB、2TB、4TBの3モデルを用意しています。また、エントリーモデルとして有線LANモデル「PD-2000Eシリーズ」、高耐久Video HDDの採用により、メーカー保証3年を謳うプレミアムモデル「PD-2000-Vシリーズ」も用意されます。1TBモデルの直販価格は29,800円からです。各モデル容量問わずに最大100万コンテンツまでの管理が可能で、十分な運用が可能です。

おもいでばこ(PD-2000)。前面にUSB端子やSDカードスロットを備えています

本体の前面には、写真の取り込みに使うためのUSB端子やSDカードスロットを装備。背面にはLAN端子と、バックアップ用のUSB端子、テレビと接続するHDMI出力端子を装備し、無線LANはWi-Fi 6対応です。外形寸法は190×157×44mm(幅×奥行き×高さ/突起部を除く)とテレビの下にも設置しやすいサイズです。

背面にはLAN端子やバックアップ機器用のUSB、テレビと接続するHDMI出力端子などを備えています

おもいでばこを使うのに必要なものはHDMI端子を備えた「テレビ」だけです。リモコンやケーブルなど必要なものはパッケージに入っているので、ナビゲーションに従うだけで写真を楽しめるようになります。

テレビと接続するだけで「おもいでばこ」が使える
付属品は、リモコンやHDMIケーブル、ACアダプタなど

「写真多すぎ」を解決

写真も動画も気軽に撮影できることで、スマートフォンは今や子育てにも欠かせないアイテムになっています。ただスマートフォンの写真は、ほかにも料理や何かのメモ、仕事の写真など、家族とは関係ない写真も相当入っているはずです。

「おもいでばこ」は、写真が簡単に取り込めるように作られていますが、スマートフォンの写真全部を自動で取り込むわけではありません。家族と共有したい写真、ずっと残しておきたい動画だけを選んで転送します。

運動会などをデジタルカメラで撮影した写真や動画も、家族がよく写っている写真・動画だけを選んで取り込めます。また、SDカードの写真・動画をそのまま取り込みたいという場合は、SDカードを差し込んでボタンを押せば、自動で全部取り込んでくれます。

SDカードを差し込んでボタンを押すだけで画像を自動取り込み

30代以上の方は、写真をDVDに書き込んだりした経験はないでしょうか。また写真スタジオで撮影した七五三の写真なども、当時はCD-RやDVD-Rに焼いて渡してくれていたものがあるのではないでしょうか。ところが今となってはパソコンにDVDドライブが搭載されなくなっていますので、もはや「ディスクに何が入っているのかもわからない」と言うケースはないでしょうか?

そこで別売のDVDドライブ「おもドラ」を使えば、CD-RやDVD-Rに収録された写真も、おもいでばこに取り込むことができます。DVDビデオ形式になっているDVDからは写真データだけを取り出すことはできませんが、DVDビデオのデータまるごとおもいでばこに移して、DVDを再生しているのと同じ状態で操作することもできます。あちこちにちらばった写真も、すべておもいでばこにまとめることができます。こんなことができるのは、おもいでばこだけなのです。

おもドラを使えばCDやDVDからも取り込める

取り込んだ写真や動画は撮影日ごとにまとめられ、カレンダーにまとめられます。また誕生日などの記念日を設定すれば、その日に撮影した写真や動画をアルバムにまとめてくれます。過去から撮りためた写真が何千枚、何万枚もあるなら、自分で整理するのはもはや不可能です。それをおもいでばこは、取り込むだけでいい具合に整理してくれるわけです。

カレンダーでの写真表示

おもいでばこは、特定の1枚の写真を探し出すといったことを目的としていないように思えます。それよりも「あの日はこんな事があった」や、「そういえばこんな写真も撮ってた」といった「こと」に関連する一連の写真を発見し、家族の「思い出」全体を再生する装置なのだと思います。

思い出したい「あの日」から写真を見つけられる

同じ日を体験していても、それぞれが見ていたものや覚えていることが違います。家族みんな集まって大きなテレビでその日の写真を見ることで、写真には写っていなかった当時の記憶をもう一度共有し、また思い出を新しく心に焼き付け直す。そういう時間を提供してくれます。

あまりにも当たり前のようですが、実はこれを実現するために、おもいでばこには初代から12年の経験に基づく多くの技術が詰まっています。

「当たり前」の裏側にある「思い」

おもいでばこの操作にはリモコンを使いますが、大量の写真を表示させてスクロールさせても動作が重くなることもなく、ストレスなく動作します。ただこのスクロール、無段階でヌルヌル動くのではなく、1行ごとに少しずつ止まるよう設計されています。

ホーム画面

この動作があることで、スクロールしながらでも大量の写真の中身をきちんと認識できるようになっています。また50型や60型といった大画面で大量の画像が無段階でザーッと動いてしまうと、人によっては「映像酔い」を起こしてしまいます。こうした気持ち悪さを感じさせないよう、あえて少しずつストップするという動作になっています。

スマートフォンでもOSのバージョンや、メーカー、機種などによって、フォーマットや解像度が微妙に異なりますが、おもいでばこに写真や動画を取り込んでも、再生できないファイル形式というのはほぼないと思います。4K動画でも変換することなく、そのまま再生できます。当たり前に再生できてしまうので、凄さがわからないかもしれませんが、かなり凄いことです。

例えば、2017年にAppleがiOS11以降で写真はHEIFに、動画はHEVC(H.265)にフォーマットを拡張しました。従来のJPEGやH.264とは互換性のないフォーマットでしたが、当時のおもいでばこはソフトウェアのアップデートで対応。PD-2000ではハードウェア対応を果たしました。

また、ガラケー時代に撮影された動画は、今はほとんど使われることがない「3GP」というフォーマットで記録されています。スマートフォンの普及が始まったのが2010年頃ですから、今高校生になった筆者の子供たちが赤ちゃんの時の動画は、3GPで撮影されています。こうした古い動画データも、おもいでばこならただデータを取り込むだけで、再生する事ができます。

2004年に撮影した写真
縦位置で撮った画像もおもいでばこで回転できる

さらに、iPhoneの特徴である、シャッターを切った前後1.5秒ずつの映像を写真と共に収めた「ライブフォト」にも対応しています。

またカメラを縦で撮影した写真は、おもいでばこに取り込んだときに横倒しで表示されることがあります。このときは、縦横が逆になった写真を選んで、一括で回転させることができます。

動画は写真よりもはるかに容量が大きく、スマートフォン内部のストレージを占有してしまいます。ですがおもいでばこ(PD-2000)の最大容量は4TB。スマートフォンから転送したあとに、転送した動画を自動で削除することもできます。

写真・動画の転送も高速化しています。PD-2000シリーズでは、USB 3.2(Gen1)ポートを搭載することで、写真・動画の取り込み速度を最大5倍高速化しました。無線LANのWi-Fi 6対応など、ハードウェアの面でも時代に合わせて進化しているのがおもいでばこなのです。

逆におもいでばこの写真をスマートフォンから見るという機能を実装したのは、実は今から10年前の2013年と、相当早いタイミングでした。これはスマートフォンからも写真を楽しみたいという理由ではありません。写真を整理したいのに、テレビは子供たちが占領していて使えない。じゃあそれはいつやるの? というママの声から実装が決まった機能です。テレビ画面上での操作以外の方法が、必要だったのです。

おもいでばこの写真をスマホから見る

「思い出を無くさない」という技術

おもいでばこが保存しているデータは、ただのファイルではありません。世の中に2つとない思い出を預かっているというコンセプトが、貫かれています。その代表的な例が、これもまた言われてみなければわからないところですが、「アカウントを設けない」設計です。

スマートフォンはクラウドに写真を同期していますが、もし仮にスマートフォンの所有者がパスワードを忘れてしまったり、あるいは亡くなってしまった場合、万単位の思い出の写真が一瞬にして見られなくなることが考えられます。

しかしおもいでばこは、リモコンさえあれば誰でも写真を見る事ができます。また同じネットワークに入れる人であれば、スマートフォンアプリからアクセスすることもできます。はじめに画面に表示される4つの数字を合わせるだけで、スマートフォンを登録することができます。

おもいでばこのリモコン

実はこの機能で、助かったことがあります。筆者は古くからのおもいでばこユーザーですが、引越しのあとにリモコンをどこにしまったかわからなくなってしまいました。すっかり困ってしまいましたが、そういえばスマートフォンのアプリがリモコンにもなることを思い出し、無事写真を救出することができました。

おもいでばこにアカウントやパスワードを設定することは、あえてやっていません。これは、手元にモノがあるというローカルストレージだからできることで、ミスで全部失うという事故を排除するという考えに基づいた設計です。

おもいでばこの中で唯一、永久に動き続ける事ができないのが、ハードディスクです。このため現在のおもいでばこには、「見守り合図」という機能が搭載されています。これはハードディスクの劣化状態を定期的にチェックしてAからFランクで評価し、状態が悪くなればユーザーに知らせてくれます。

専用のバックアップ用ハードディスクも発売されています。ケーブルを繋ぐだけで、あとはおもいでばこの本体の電源を切ると、自動的にバックアップを開始、その後、自動的に電源が切れます。2回目以降は差分だけをバックアップするので、すぐに終わります。

10年、20年と写真を保存し続けるためには、新しいモデルに買い換えることになります。このときも、「おもいでばこ引越し」機能を使って、古いおもいでばこから新しいおもいでばこへ、データを移すことができます。もしすでに新しいおもいでばこに写真をとりこんでいたとしても、それを残して古い写真が取り込めます。

この機能は単に買い換えだけでなく、買い増しにも対応できます。例えば子供が大きくなって一人暮らしをする、あるいは結婚して家を出るという時は、あたらしいおもいでばこを買ってデータを分けて、持たせることができます。

昔なら親が丁寧に作った紙のアルバムを持たせてくれたものですが、今はそもそも紙の写真がない時代です。「子供のアルバム」も、いまはおもいでばこという形になったということでしょう。

おもいでばこを使い続けるためには、定期的なバックアップがおすすめです。また万が一、写真が読み出せなくなっても、製造元であるバッファローの「データ復旧サービス」が、おもいでばこ開発チームが作った専用ツールで可能な限りリペアし、中身のデータをあたらしいおもいでばこに移してくれます。こうした万全の態勢で、「思い出を無くさない」をサポートしてくれています。

かけがえのない家族との時間のために

家族と共に生活するということは、単調な毎日の繰り返しのように思えます。ですが何気ない日常を撮ったスナップでも、1年経てば子供たちは全然変わっていたりします。こうした成長の喜びを感じられるのは、私たち保護者の特権でしょう。

日々の成長をただ流してしまうのではなく、ときおり立ち止まって振り返る時間は、保護者にとっても良いものですが、子供たちにとっても、より家族の絆を感じさせる重要なイベントになります。最初は自分の写真を見るのを照れくさがるかもしれませんが、自分の成長を確認することも、自己肯定感を高める1つの方法なんだろうと思います。そうして一緒に写真を見たこともまた、新しい思い出になっていきます。

こうした成長の記録は、家族にとってはなによりも、なくなってはいけないものです。「いつかどうにかなるだろう」と放置していた家族写真の整理と保管を、おもいでばこに任せてみてはどうでしょうか。そして単に残っているだけでなく、いつでも家族がすぐに見られる状態になっていることが重要なのです。

写真になっていない思い出も、おもいでばこをきっかけに沢山思い出して、心に刻んでいきましょう。