ニュース

ヤマハ、保育園の「お散歩カー」を電動アシスト化

ヤマハモーターエンジニアリングと五十畑工業は、共同開発した避難車兼用電動アシストお散歩カー「てくてくスワニー」の受注を9月から開始する。複数の子どもを乗せたカートを移動する保育士の負担軽減に向け、五十畑工業のお散歩カーへ電動アシストユニットを搭載した。

従来の手動式お散歩カーでは、子どもを乗せた状態で何十kgにもなるカートを保育士が押して移動しており、特に坂道では大きな力が必要だった。ヤマハモーターエンジニアリングは、消防業界向けに開発してきた電動アシストホースカーの技術を活用し、保育現場向けの製品開発を進めた。

開発では2年半にわたり複数の保育園でヒアリングを行ない、試作車6台を製作。保育現場で簡単に操作できることを重視し、試作品の評価を繰り返しながら操作性や利便性を調整した。

神奈川県横浜市の「ゆめの樹保育園ほどがや」で行なった最終試作品の試走では、園児の乗車を想定して約70kgの重りを搭載。園前の急な坂道で試した保育士からは、「今までの10%くらいの力で動かすことができた」との感想が寄せられた。