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ハロサイの「電動サイクル」、千葉市とさいたま市で車両数200台突破

OpenStreetが「HELLO CYCLING」にて1月30日から開始した電動サイクルのシェアリングサービスにおいて、千葉市とさいたま市で導入している電動サイクルの車両数が合計200台を突破した。

電動サイクルは、特定小型原動機付自転車に分類されるモビリティで、フル電動でペダルを漕がずに自転車のように座って走行できる。15分から使用可能で、15分ごとに200円。12時間まで最大4,000円。電動サイクルに対応している任意のステーションに返却可能。

HELLO CYCLINGのステーションは、ラストワンマイルの移動手段として、全国約7,800カ所以上に設置され、約310万人に利用されている。千葉市とさいたま市では、電動サイクル対応ステーション数や車両数の拡大を進め、千葉市では千葉市役所本庁舎やJR千葉駅西口駅前広場、さいたま市では、さいたま新都心バスターミナルや大宮駅西口空地(リトル保育園前)などを電動サイクル対応ステーションとし、対応ステーション数は千葉市で135カ所、さいたま市で21カ所になった。

電動サイクルの利用には、交通ルールテストの全問正解と16歳以上であることの確認が必要。いずれも「HELLO CYCLING」アプリから実施できる。

交通ルールのテストはイラストを交えて解説することで、わかりやすく、かつ正確に理解できる内容になるよう作成したという。テスト受験前に新しい交通ルールを学び、知識を確認できる学習コンテンツもアプリ内で利用可能。

年齢確認は、免許証、パスポート(日本国発行のもの)、在留カード、マイナンバーカードのいずれかを提出する。AIが16歳以上と判定すると利用可能になる。

'23年7月の法改正以降、電動キックボードの違反・事故が増加傾向にある中、同社の電動サイクルはサービス開始以降、交通違反の検挙と交通事故が発生していないとして安全性をアピールしている。'24年夏頃には東京都内での展開を目指し、交通安全啓発を含めた活動を強化するとしている。