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au、なりすましメール対策を強化 iOSメールアプリでも送信元アイコン

KDDI、沖縄セルラーは、auメール(au.com/ezweb.ne.jp)において、なりすましメールによるフィッシング詐欺への対策を強化する。10月5日から順次開始する。

auメールに対し、不正なメールの判別精度を向上させるために、送信ドメイン認証技術(DMARC、DKIM)を導入し、なりすましメールを抑止する。auメールの「迷惑メールおまかせ規制」機能として提供、初期設定はオンになる。

またアイコン表示技術(BIMI)を導入し、送信元アイコンを表示して判別しやすくする。すでにAndroidスマートフォンのauメールアプリで、KDDIからの配信メールにauロゴを表示していたが、BIMIの導入によりiOS向けメールアプリでも11月以降から順次、KDDIからのメールにauやKDDIのロゴが表示されるようになる。また、BIMIを導入している企業・団体の場合も送信元のロゴが表示される。

KDDIからのメールで公式ロゴが表示されるのは、au PAY、au PAY マーケット、auかんたん決済、データチャージ、WEB de 請求書お知らせメール、料金安心サービス。ほかのサービスについても、BIMIに対応できたものから順次ロゴが表示されるようになる。