ニュース

デロンギヒーター、NTTのイヤフォン「NWM」 編集部:清宮

【ブラックフライデー本当にほしいもの】

11月25日からスタートしたアマゾン年末最大のセール「Amazon ブラックフライデー 2022」。Amazonプライム会員向けに、食品や家電、ファッション、Amazonデバイスなど多くの製品がセール価格になります。

ここでは、編集部員がAmazonブラックフライデーに向けて「ほしいものリスト」に追加した「本当にほしいもの」をピックアップします。「本当にほしいもの」なので、セール価格になっていなくても紹介しています。また、ブラックフライデー前に購入済みのものを紹介する場合もあります。

デロンギ マルチダイナミックヒーター Wi-Fiモデル

10年以上使っていたオイルヒーターがついに寿命を迎えました。オイルヒーターは電気代は高めですが、無音・無風で静かにいつのまにか暖かくなるのが気に入っています。うっかり触ってもやけどはしにくい熱さで、火事にもなりにくいのはメリットです。直接的な暖かさではカーボンヒーターなどのほうが良いとは思いますが、犬がいるため、犬がストーブの前に布きれなどを持ってきて引火する可能性などを考えると、電気ストーブなどは選択肢に入りません。オイルヒーターが圧倒的に安心です。

エアコン暖房もいいのですが、風が気になるのと、サーキュレーター無しでは部屋の一部だけが暖かくなりがちです。そしてサーキュレーターをつけると音がちょっと気になります。オイルヒーターなら無音で、静かな朝が迎えられます。

デロンギ マルチダイナミックヒーターはオイルを使用していませんので、オイルヒーターではありません。しかし、使い方やメリットはほぼ同じのようなので選びました。買い換えとなると多少は今より便利な機能がほしのでWi-Fiモデルを選びました。以前使っていたものは、24時間の間で、1時間毎に温度設定ができるのがとても便利で、夜は低め、朝は高めで、仕事に出る日中はオフにするなど設定ができました。ただし、本体のボタンのみで操作するため、操作は若干面倒でした。本製品はスマホでの設定に対応しているので、この辺が楽になることを期待したいです。

NEC Aterm AM-AX11000T12

自宅で「Wi-Fiメッシュ」を構築したいと思っており、現在の最有力候補がこれです。自宅では仕事をする自室とリビングで別々のWi-Fi端末を使っているため、意外とWi-Fiの切替が面倒です。例えばスマホをもってリビングから自室に移動すると、電波が弱いのにリビングのWi-Fiをいつまでもつかんだままなので、手動でWi-Fiを切替える、ということが日常的に起っています。Wi-Fiメッシュなら、Wi-Fi端末が連携しているので、電波が強い方によりスムーズに切替えてくれるようになります。

本製品はWi-Fiメッシュに対応するのは勿論、先日解禁されたばかりの「6GHz帯」の電波が使用可能です。6GHz帯は5GHz帯よりも既存の電波を使う機器と競合しにくく、利用している製品自体も少ないため、より快適な通信が可能になる、というのが現時点でのウリになっています。また、筆者宅は大分前から光回線は5Gbpsなのですが、Wi-Fiを全く買い換えていなかったため、Wi-Fi端末のLAN側が最大1Gbpsのままです。いいかげん買い換えたいところです。なお、メッシュにするなら2台以上のWi-Fi端末が必要ですが、2台目は安価な「AX7800T8」でもよいかと思っています。

パーソナルイヤースピーカー「nwm MWE001」

耳を塞がず、周りの音が聞こえる系のイヤホンが好きで、これまでもいろいろと買っていますが、NTTソノリティの「nwm MWE001」も個人的に注目株です。最近はこのジャンルも定期的に目新しいものが発売されるようになってきましたが、本製品はNTTグループがコンシューマ向け音響機器として初めて販売するものです。特徴は、イヤフォンが発する音波に対して逆相の音波を当てることで音漏れを防ぐ「PSZ技術」を搭載することで、なかなかの新機軸です。

これまでもオープンイヤータイプのイヤホンは使っていますが、その構造上、音漏れは完全には防げません。本製品も完全に防げるとは思えませんが、どの程度違いがあるのかは買って確かめたいところです。現在発売されているのは有線タイプで来年春には無線タイプの発売も予定されています。個人的には有線で十分ではなかと思っています。

Spigen O-Mag Ring

スマホに装着することでスマホをしっかり保持できる「スマホリング」が好きで、スマホを購入するたびに毎回何かしら装着しているのですが、iPhoneが「MagSafe」になってから問題が発生していました。スマホリングを付けているとMagSafeが利用出来ない問題です。スマホリングの装着位置はMagSafeの位置と重なるうえ、スマホリングは大抵粘着テープで装着するためMagSafeでの充電ができなくなります。そもそもスマホリングは大抵金属製なので非接触充電自体ができません。

それを解決するため、最近はMagSafeの磁力を利用して、脱着可能なアタッチメントにスマホリングを付ける、という方法がありました。これなら充電時は外し、充電が終わったらスマホリングを装着するという方法が可能です。充電の度に外す手間はありますが、ある程度問題解決はされました。

そして、最近になってその最終形態とも呼べる、そもそもアタッチメント付きのスマホリングが発売されはじめました。そのうちの一つが本製品です。アタッチメントとスマホリングが一体化していることで、従来のように粘着テープや粘着ジェルでスマホに装着する「不安」がないのがありがたいです。モノによっては寒い屋外で粘着ジェルが硬化してぽろっと外れたりして意外としゃれにならなかったこともあったのですが、マグネットなら大丈夫でしょう。スマホとの接触部分にはシリコンが使われているのでキズも付きにくくなっています。

Azeron Cyborg ゲーミングキーパッド

一見して「なんじゃこりゃ」という感じの外見ですが、左手用のゲーミングデバイスになります。形は独特ですが、ようするに「キーボード」です。左手で操作するキーボードの入力をより快適にするためのアイテムになります。

ゲームでは左手で「WASD」を使った移動や、数字キー、ファンクションキーその他諸々の操作がありますが、大抵の場合、右手はマウスを操作するので、キーボードを片手で操作するのが普通です。しかし、キーボードは本来片手で操作するものではありませんので、片手では押しにくいキーがどうしても発生します。

こうした問題を解決するためこれまでも「左手用キーボード」は各社から発売されてきましたが、いずれもあくまでキーボードをベースにしたデザインでした。本製品はそうした常識を根本から覆した画期的なデバイスです。

キーボードをベースとしたデザインの場合、指の長さは個人差があるため片手では操作に限界がある場合があります。結局、手のひらを動かさないと届かないキーがあったりします。片手で全てのキーを押せるようにすると、キーの数を少なくするしかありません。

本製品は見て分かるように通常のキーボードタイプとは全く異なるデザインです。指それぞれに独自形状の複数のスイッチが配置されています。1本の指で最大6個のスイッチを押せるのですが、キーボードと異なり、指の「周り」にスイッチが集中配置されているので、手のひらを移動させることなく指の動きだけで操作できます。「慣れれば」全29個のキー全てに問題無く指が届きます。キーボードとは全く異なる操作感です。もちろんどのスイッチにどのキーを配置するかは自由に設定できます。

また、スイッチの位置は指の長さに合わせて自由にカスタマイズ可能なため、そうそう指が届かないということはなさそうです。こうした調整は従来のキーボードにはまず無理でしょう。恐らく人類初(?)のデバイスなので「慣れ」はけっこう必要です。しかし、慣れてしまえば快適で、押せないキーはありません。

記事中の商品をAmazonで購入すると、売上の一部がImpress Watchに還元されることがあります。記事中の情報は記事執筆時点のものです。価格や在庫等については、販売ページ上でご確認ください。