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freee、大崎にオフィス移転 「行きたくなるオフィス」に

freee新オフィスのエントランス

freeeは、8月22日に五反田から大崎へオフィスを移転した。面積を2倍に拡大し、「行きたくなるオフィス」を目指したという。

freeeでは、従業員数はコロナ禍でも約2倍に拡大し、ユーザーも約2倍に急拡大している。そのため、従業員が同じ場所に集まってコミュニケーションを取れる広さを確保しながら、「偶発的な出会いや話題を生む仕掛けが必要」と判断し、オフィスの移転を決断した。

五反田を拠点としていたfreeeが隣駅の大崎に移転。住所は、東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21階。敷地面積が2倍(3,482坪)になったほか、「できるだけワンフロアで多くの人が集まれるようにする」ことを重視し、移転先を決めたという。大崎セントラルタワーの4フロアを活用する。

freeeでは、「業務はツールで効率化できるが、従業員同士のコミュニケーションは効率化できない」という考えのもと、従来からオフィス環境にこだわってきた。コロナ禍以降リモートワークが中心となっていたが、9月からは出社を促す形に転換し、エンジニアは週1日、その他の職種は週3日の原則出社としている。

新オフィスの特徴は、社員が自ら考案する「行きたくなるオフィス」。同じ場所に集まってコミュニケーションしたり、偶発的な出会いや話題を生むしかけをつくるため、社員からもアイデアを募集し、216件の応募があったという。

新オフィスでは、「駄菓子が食べられる会議室」「本格的なオーブンや食洗器などが揃ったキッチン付き会議室」「テントやハンモックのあるキャンプスペース」などを整備。オンライン商談用に42台のフォーンブースを設置した。

駄菓子が食べられる会議室
フォーンブース
キッチン付き会議室
会議室「タイシャクタイショウヒョウ」
会議室「タイシャクタイショウヒョウ」
会議室「トチ」

また、フリーアドレスではなく社員の固定席を設けている。フリーアドレスのほうがスペース効率はいいが、出社状況のわかりやすさやコミュニケーションを考慮して、一人ひとりに席を作る形としている。

大阪のオフィスと常時繋がっている「tonari」

更に、空席状況がリアルタイムでわかるセンサーも搭載。各フロアの空席状況をすぐに把握できるようにしている。

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