ニュース
ルイ・ヴィトン、カスタマイズにこだわった新型スマートウォッチ。iOS、Android対応
2022年1月7日 13:02
ルイ・ヴィトン ジャパンは、スマートウォッチ「タンブール ホライゾン ライト・アップ」を1月14日に発売する。独自OSを搭載し、iOS、Android、Harmony OS(ファーウェイ)と連携できる。価格は434,500円、マットブラックまたはマットブラウン仕様が522,500円で、それぞれストラップにより価格が異なる。
ルイ・ヴィトンはすでにコネクテッドウォッチをラインナップしていたが、第3世代モデルとなる今回は、OSを含めてフルリニューアルする。これまでにないカスタマイズ性やパーソナライゼーションを提供するとし、アートとテクノロジーの世界をシームレスに融合させた、ラグジュアリーでハイエンドなコネクテッドウォッチとうたう。
ルイ・ヴィトンを象徴するデザインコードを踏襲しつつ、従来モデルの太鼓型のケースはアレンジされ、機械式時計と同様に手作業で精巧な仕上げが施される。タッチスクリーンを兼ねる表面のサファイアガラスは湾曲し周囲に落ち込んでおり、この外周部分にルイ・ヴィトンのモノグラムをデザイン、24個のLEDライトでカラフルに照らし出される仕組みになっている。
ケース部分の仕上げの違いで、ポリッシュ仕上げのシルバーカラー、マットブラック、マットブラウンの3種類をラインナップする。マットブラックとマットブラウンは高度なPVDコーティングが施され、マットブラウンはルイ・ヴィトンを象徴するカラーとなる。
カスタマイズ性に注力されており、文字盤は簡単にカスタマイズでき、常時表示可能なディスプレイを搭載する。マスコット「ヴィヴィエンヌ」モチーフのものや、トランクを想起させるストライプのアニメーションなど8種類を用意。グラデーションを含む11種類のカラーバリエーションを加えることができる。色やフォントを好みで選んだ自分のイニシャルを入れることも可能。起動時のLEDアニメーションもカスタマイズできる。また年間を通じて、四季折々のイベントやファッションショーなどさまざまなテーマで文字盤デザインが提供される。
OSはルイ・ヴィトンがカスタムデザインを施した新OSとしており、シンプルにスワイプで操作する。アジェンダ、天気情報、歩数、心拍数、空気室指数、通知、コントロールパネル、タイマー、アラーム、音楽などさまざまな機能を表示・コントロールできる。旅行計画や搭乗券、ルイ・ヴィトンが厳選した30都市のシティ・ガイドも用意される。
なお、搭載されるOSはMFi(Made for iPhone)認証を取得。Androidやファーウェイ製のHarmony OSとも連携できる。
プロセッサーにはSnapdragon Wear 4100を搭載。新たに心拍数モニターも備えるほか、従来モデルにはなかったプッシュボタンをリューズの上下に搭載。下部のプッシュボタンは選択したアプリをすぐに起動できるショートカットとして利用できる。
バッテリーは平均約1日使え、駆動モードとしてブロッサム、エクスプローラー、サブマリン、セーバーの4つのモードを選択できる。スマートフォンアプリ「ルイ・ヴィトン コネクト アプリ」を使用し、カスタマイズや旅行予定の入力が可能。
ストラップはユーザーが付け替え可能なインターチェンジャブルストラップシステムを搭載。さまざまにラインナップされるルイ・ヴィトンのウォッチストラップに交換できる。
シルバーカラーのモデルは、ケース、ホーン(ベルト接合部)、リューズ、プッシュボタンがステンレススチール製。裏蓋はステンレススチールとブラックセラミック製。
マットブラックのモデルは、ケース、プッシュボタンがサンドブラスト仕上げのステンレススチール製で、ブラックPVDコーティングが施される。ホーン、リューズはチタニウム製。裏蓋はステンレススチールとブラックセラミック製。
マットブラウンのモデルは、ケース、ホーン(ベルト接合部)、リューズ、プッシュボタンがサンドブラスト仕上げのステンレススチール製でブラウンのPVDコーティングが施される。裏蓋はステンレススチールとブラックセラミック製。
ケース径は44mm、厚さは13.2mm。風防はサファイアガラスで、防水性能は30m防水。ディスプレイは1.2型のAMOLED。解像度は390×390ドット、327ppi。心拍数モニター、マイクのほか、加速度、振動、ジャイロスコープ、環境光の各センサーを搭載する。
プロセッサーはSnapdragon Wear 4100で、RAMが1GB、ストレージが8GB。無線機能はWi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.2、NFC。対応モバイルOSはAndroid 9～、iOS 14～、Harmony OS 2.0～。