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東京都の自転車シェアに中野区参加。11区で相互利用可能に

東京自転車シェアリング(写真は千代田区コミュニティサイクル)

東京都は、中野区が7月20日から自転車シェアリング事業「中野区シェアサイクル」を開始し、現在都内10区で実施している自転車シェアリング「広域相互利用」に試験参加することを発表した。

自転車シェアリングの広域相互利用では、会員登録をすれば、参加している区のどのサイクルポートでも自転車を借りられ、返すことができる。

参加している区は、千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区で、中野区が加わり計11区となる。

広域相互利用エリア

中野区シェアサイクルの実施主体は中野区、運営はドコモ・バイクシェア。サイクルポート設置場所は、中野四季の森公園、すみれ公園、東中野駅地下駐輪場、中野坂上駅地下駐輪場、青桐公園、本四公園、栄町公園、みなみの広場の8カ所。自転車台数は約100台。

利用可能時間は、1回会員および月額会員は24時間、1日パスは購入当日の23時59分まで。基本料金は、1回会員は30分以内150円、月額会員は月額2,000円で30分以内無料、1日パスは1,500円(有人窓口の場合は別途専用ICカード発行料500円)。延長料金は、1回会員および月額会員は30分毎100円、1日パスは当日返却した場合、延長料金は発生しない。

現行10区の広域相互利用全体のポート数は792カ所、自転車台数は8,225台、6月の月間利用回数は約97万回。