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JR東日本のフリーパスがSuicaに。「のんびりホリデーSuicaパス」など

JR東日本の、従来磁気券のみでの販売だった「都区内パス」等、エリア内で乗り降り自由なフリーパスタイプのおトクなきっぷ(企画乗車券)が、9月1日よりSuicaでの利用に対応する。

のんびりホリデーSuicaパス Suica券面イメージ

これにより、フリーエリア内の駅の自動改札機をワンタッチで利用できるようになる。エリア外に乗り越した場合は、チャージ残高から自動精算される。

利用できるSuicaは、「My Suica(記名式)」「Suicaカード」「Welcome Suica」。Welcome Suicaは9月1日から発売される訪日外国人向けに販売されるデポジット無しのSuicaカード。

Welcome Suica 券面イメージ

発売されるIC用のおトクなきっぷは、従来より磁気券で販売している「都区内パス」(750円/税込/以下同)、「ヨコハマ・みなとみらいパス」(520円)、「鎌倉・江ノ島パス」(700円)と、新規でICのみの「のんびりホリデーSuicaパス」(2,620円)。フリーエリア内のJR東日本の駅で購入できる。所有するSuicaをフリーパスにすることも可能。

のんびりホリデーSuicaパスでは、フリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席、りんかい線全線、東京モノレール線全線がSuicaで乗り降り自由になる。別で特急券やグリーン券等を購入すれば、特急列車・普通列車グリーン車等も利用可能。発売期間は9月1日から2020年3月31日。利用期間は9月1日以降の土日祝日および、12月29日から1月3日で、有効期間は1日。

のんびりホリデーSuicaパス フリーエリア

なお、都区内パスは東京23区内、ヨコハマ・みなとみらいパスは根岸線の横浜~新杉田間とみなとみらい線、鎌倉・江の島パスは鎌倉・江の島エリアのJR線、江ノ島電鉄、湘南モノレールがそれぞれ1日乗り降り自由になる。

都区内パス フリーエリア
ヨコハマ・みなとみらいパス フリーエリア
鎌倉・江ノ島パス フリーエリア