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ごみ焼却工場での発電で電気自動車を充電。横浜市が設備拡大

横浜市は、ごみ焼却工場で発電した電気を利用した、電気自動車用の一般利用者向け急速充電設備を、資源循環局都筑工場に設置。4月1日から運用を開始する。急速充電設備の設置は、横浜市高齢者保養研修施設 ふれーゆ、リネツ金沢に続く3基目。

充電の様子

横浜市では、次世代自動車普及促進の取り組みとして、市内公共施設に、ごみ焼却工場で発電した再生可能エネルギー等電気を利用した、電気自動車用の急速充電設備の設置を進めている。

急速充電設備

今回の設置場所は、資源循環局都筑工場(都筑区平台27-1)の、都筑プール側の道路に面した位置。24時間利用可能。利用可能なカードと料金は、月額料金などを支払うことで提携している全国の充電設備での利用が可能となるNCS会員カードの利用、またはクレジットカードで30円/分(税込)。

なお、ふれーゆ(鶴見区末広町1-15-2)は、隣接する資源循環局鶴見工場の電気を使用。24時間利用可能。リネツ金沢(金沢区幸浦2-7-1)は、隣接する資源循環局金沢工場の電気を使用。利用時間は8時45分から20時15分で、施設休館日は利用できない。利用料金はともに、資源循環局都筑工場と同じだが、リネツ金沢は別途駐車場料金がかかる。

横浜市ではそのほか、普通充電設備の設置も進めている。市内公共施設での設置場所は、中区を除く17区庁舎、市庁舎、ポートサイド地下駐車場、馬車道地下駐車場。