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統合する2校の小学生がドコモの5Gを使って新校歌を遠隔合唱

NTTドコモと東広島市は、小学校の教育現場で5Gを利用した遠隔拠点間の同時接続演奏、合唱の実証実験を実施する。会場は、児童数減少に伴い4月に統合予定の小学校、東広島市立河内小学校と河内西小学校の2校。

両校児童は5Gの技術を使い、伴奏・歌声・映像を同時に共有しながら統合後の新校歌を各々の会場で合唱。従来の無線通信では実現が困難な遠隔拠点間の合唱を実現することで、体験や学び、両校児童の一体感の醸成を図るとしている。

行なわれる内容は、会場A(河内小学校)の伴奏、歌声、映像を会場B(河内西小学校)に送ることと、会場Bの歌声、映像を会場Aに送ること。

実証実験体制は、「事前練習」と「本番」の2体制。事前練習は、新校歌完成・児童の合唱練習開始と5G通信のすごさを学ぶ授業(NTTドコモによる講義)、遠隔合唱事前練習から構成されており、それぞれ1月18日、2月6日、2月14日に実施される。

本番は2月21日の13時15分から14時までで、各校の児童がそれぞれエール交換を行ない、のちに両校で新校歌を歌唱する。