こどもとIT

eスポーツは日本の公教育に導入できるか。アメリカ最新研究から提唱する「教育的eスポーツ」とは?

――「湯けむりフォーラム2021」トークセッション動画を公開

eスポーツを活用した教育や人材育成を支援する国際団体、北米教育eスポーツ連盟 日本本部(通称:NASEF JAPAN/ナセフ ジャパン)は、群馬県で開催されたローカルカンファレンスイベント「湯けむりフォーラム2021」で、eスポーツと教育に関するトークセッションを開催した。

山本一太県知事や群馬県教育長の平田郁美氏とともに、アメリカの最新研究からeスポーツがもたらす教育の可能性について議論を繰り広げ、その様子を収録したイベントの動画が一般公開された。

今回のトークセッションに登壇したのは、アメリカの教育現場でいち早くeスポーツプログラムを大学に取り入れた、カルフォルニア大学アーバイン校のコンスタンス・スタインクーラー教授と、カリフォルニア州オレンジ郡教育委員会に所属し、 NASEFの教育・トレーニングディレクターとして「eスポーツのカリキュラム設計」や「学生・教師向けのトレーニング設計」を担う、ケビン・ブラウン氏。

トークセッションの前半では、アメリカの教育現場でeスポーツがどのように導入され、実際の教育に対してどのような効果をおよぼしているのか、調査研究をもとにスタインクーラー教授とケビン・ブラウン氏が基調講演に登壇。また後半では、日本の公教育への導入に向けて「クリアすべき課題」や「子どもたちへの向き合い方」を、国内外の事例から紐解いて語られた。

編集部