こどもとIT

現役の先生たちが本気で企画した、夏休みオンライン教育フェス、8月15日開催

ICTを活用した教員が集うグループMIEE Talks@Admin.は、2021年8月15日(日)10時より、子どもと親子、教員を対象にした夏休みオンライン教育フェス(主催:MIEE Talks@Admin. 株式会社バザール)を開催する。

教員向けには、本格的に始動したGIGAスクールをテーマに、先駆者たちによるトークセッションを開催。マイクロソフト認定教育イノベーターやGoogle認定教育イノベーターなど、長年ICTの普及に取り組む教員が多数登壇する。

また、子ども向けには、自由研究や読書感想文、プログラミングなど、夏休みの宿題や課題に役立つワークショップを用意。いずれのセミナーやワークショップも、参加申し込みが必要で、参加費は無料となる(一部のワークショップのみ有料)。

各ワークショップやセミナーの詳細は、下記の通り。今回は、すべてのワークショップに特別支援の教員を配置し、困難さを抱える子どもにもフォローできる体制が整えられている。最新の情報については、イベント掲載サイトを参考に。

・隣のGIGAスクール!豪華先駆者たちによるトークセッション

登壇者:岩本紅葉先生、川上尚司先生、小林義安先生、金先生、佐藤牧子先生、佐藤裕理先生、関口あさか先生、古川俊先生、星野尚先生、圓井健史先生、宮内智先生、毛利泉先生、山口禎恵先生

今年から本格的に始動したGIGAスクール構想。子ども1人1台のPC環境に変わり、活用が進まないという課題を抱えている学校は多い。本セミナーでは、GIGAスクール以前から、ICTを活用してきた教員が、「ICTが苦手な教員も巻き込んだ推進の仕方」「所属学校でのGIGAスクールの取り組み」について、実践や取り組みを発表する。

・探究スキルワークショップ 〜疑問は学びの始まり〜

企画者は、金洋太先生

自由研究、自主学習などで使えるスキルを磨く。今回は特に「問い」の立て方を中心に、追究していくことの楽しさを味わう。参加対象者は、小学生から中学生まで。

・見る力を高めよう!ビジョントレーニング

企画者は、福永里美先生とMari先生

日常生活で困りごとの一因になっているかもしれない視機能について学べるワークショップ。簡単に取り組めるトレーニングについても紹介し、スッキリ感を味わえるかも。目が疲れた子どもや大人、ビジョントレーニングに興味のある方が対象。

・Google Siteで夏休みの自由研究ワークショップ

企画者は、川上尚司先生

夏休みの自由研究をGoogle Siteでまとめてみよう。ワークショップを通して、Google Siteの作り方や操作方法が一通り学べる。夏休みの自由研究のテーマを事前に決めて、Siteに自分の好きなもの、研究したものを詰め込んで、見栄えのするページに挑戦。参加対象者は小学校高学年。Google Siteを作ることができる端末や、Googleアカウントが必要となる。

・マイクラカップ学習セミナー

企画者は、福島学先生と星野尚先生

Minecraftカップの作品を作るために必要な、プログラミングを使ったSDGsのアイデアについて学べるワークショップ。YouTubeライブ配信で視聴できるほか、30名限定でライブ配信に参加できる。ただし、ライブ配信に参加者する場合は、マインクラフトの作成画面がYouTubeで配信される。Minecraftカップに興味のある子どもたち、保護者、教育関係者が対象。

・そうだ!夏だ!実験だぁ!!!自由研究ができる化学実験ワークショップ

企画者は、岩田智文先生、金洋太先生、宮内聡先生

オリジナルの実験キットを使って、瞬間冷却カイロを作る実験と、自分でリトマス紙を作って家にあるもののアルカリ性・酸性を調べる実験を行なうワークショップ。家庭にあるものも活用しながら、楽しく実験に取り組める。参加には、実験キット代1500円が必要となる。対象は小学校高学年。

・あなたの知らないパワポの世界~これってパワポで作ったの?

企画者は、佐藤裕理先生・Mari先生・福永里美先生・金洋太先生

本ワークショップでは、パワポで「時計」作りに挑戦。時計が1時間進む時の角度って?どうすれば針が回るの?考えながら作ってみよう!対象は教員、興味があれば児童生徒、学生でも参加可能。

・作文が苦手な子大歓迎!iPadを使って読書感想文を書こう!

企画者は、村田美和先生・関口あさか先生・小林義安先生、圓井健二先生、福永里美先生・毛利泉先生

読書感想文で困っている子ども向けに「読書感想文の書き方」を学んで体験できる少人数制のワークショップ。読み書きに困難さがある子どもへの指導や支援の専門家の先生や特別支援学校の先生たちが企画。当日は、iPad(iPhone)を使った方法を紹介し、必要に応じて、後日、Windows パソコンを使った読書感想文の書き方についての解説が送られる。

編集部