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SpaceXとテスラの合併にマスク氏が言及「SI時代に大きな意味がある」

イーロン・マスク氏(SpaceX決算会見から)

SpaceXのイーロン・マスクCEOは20日(米国時間)、同社とEV大手Tesla(テスラ)の合併に向けて特別委員会を設置したと明らかにした。同社の決算会見で言及したもので、同委員会において統合についての議論を進めているという。

テスラの新ロードスター発表時にSpaceXのロケット技術やスラスターを使った機能紹介をしていたこともあり、両社の合併に注目が集まっている。マスク氏は、「この質問は、地雷原でタップダンスしているような気分だ」と語りながら、自身は利害関係者として議論に加われないとし、「いいアイデアだ。しかし高いハードルがある」と述べた。

一方、「スーパーインテリジェンスの時代に入っており、合併には大きな意味がある。スーパーインテリジェンスのソフトウェア、チップ設計、Terafab、ロボティクス、Starmind衛星の軌道投入、コネクティビティなどで協力するメリットは多い」とも語っている。

2026年第3四半期の決算も発表。売上高は146億ドル(前年同期比161%増)で、Super Intelligence(SI)部門が急成長したほか、Starlink(スターリンク)などのコネクティビティ部門の好調が牽引した。純利益は44億ドルで、前年同期の11億ドルの赤字から大幅な収益改善を達成した。

特に好調なSuper Intelligence(SI)部門(旧AI部門)の売上高は76億ドルで、前年同期比830%増と爆発的な成長を記録した。収益に大きく貢献したのは他社向けのクラウドインフラ供給契約が大幅に拡大したこと。また、8月にCursorの買収を完了し、コンピューティングインフラからAIモデル、アプリケーションまでの垂直統合を前進させた。常時稼働のエージェント「Grok Bot」を導入したほか、インフラ「COLOSSUS II」の計算能力は1.7GWまで拡大している。

コネクティビティ部門も売上高52億ドル(前年同期比69%増)、営業利益は24億ドル(同99%増)と大きく成長。一般向けStarlinkの契約者数は前期比160万人増の1,360万人となった。航空機向けサービスも3,800機以上に導入された。

宇宙開発部門は、売上高18億ドル(前年同期比6%増)。顧客向け打ち上げを12回実施した。