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IDCFクラウドの障害、データは「取り出しや復元が困難な見通し」
2026年10月8日 21:49
IDCフロンティアは8日、クラウドサービス「IDCFクラウド」の一部システムに対する不正アクセスによる障害についての現状を第3報として発表した。対象である東日本リージョン1の一部に保管されている顧客データについては、「取り出しや復元が困難な見通し」としている。
障害は10月7日3時40分頃に発生し、8日21時時点でも継続している。7日の第2報ではランサムウェア被害によるものと発表しているが、影響範囲はIDCFクラウドを契約している495の企業や自治体などに及んでおり、個別に連絡をしている。
8日の報告では、対象である東日本リージョン1の一部(teslaゾーン/henryゾーン/pascalゾーン/jouleゾーン)に保管されている顧客のデータについて「取り出しや復元が困難な見通し」と報告。現時点の同社の見解では、データの復元は顧客自身が保持しているバックアップデータからのみ可能という。
対象となるゾーンの利用者には、被害状況やセキュリティの観点から、別環境を準備して再構築するよう案内している。
東日本リージョン1のその他のゾーン(radianゾーン/newtonゾーン)、東日本リージョン2、東日本リージョン3、西日本リージョン1は、現時点では不正アクセスは確認されていないものの、データのバックアップを顧客自身で取るように案内している。
同社では、7日時点でネットワークの遮断およびシステムの停止を完了。二次被害やデータ漏えいを防ぐため、東日本リージョン1をネットワークから遮断し、管理コンソールを停止している。
現時点では、侵入経路の特定と遮断などの対応を進めており、外部のセキュリティ専門企業と連携して、IDCFクラウド(東日本リージョンおよび西日本リージョン)を構成するネットワーク、サーバー、ストレージなどについて調査を継続している。
その他リージョンでも被害拡大の防止のため、顧客が外部からアクセス可能な管理コンソールを停止中。安全性が確認でき次第、管理コンソールの再開を予定している。
IDCフロンティアは、今後新たに公表すべき事実が判明した場合、速やかに情報を公開するとしている。
