ピルクル、生産能力2倍に　100億投資で製造ライン増設

ピルクルシリーズ

日清ヨークは、「ピルクル」シリーズの生産能力を増強するために約100億円を投資し、'24年春に関東工場の製造ラインを増設。'25年春には、関西工場を増築して製造ラインを増設する。製造ライン増設後の生産能力は、全体で約2倍になる予定。

ピルクルシリーズは販売数量が増加しており、昨今の乳酸菌飲料市場の活況が追い風となり、65mlタイプ商品の需要が急拡大している。同社は'23年4月に「ピルクル400 Light(65ml×10)」および「ピルクル400 鉄分(65ml×10)」の販売を休止するなど、主力商品の安定供給に向けたさまざまな取り組みを進めている。

今回、さらなる需要の拡大に対応するため、'24年春に関東工場の製造ラインを増設するとともに、'25年春の関西工場の製造ライン増設を決定した。製造ライン増設後の生産能力は、全体で約2倍になる予定。

関東工場の所在地は、埼玉県羽生市上村君堤根272。関西工場の所在地は兵庫県西脇市鹿野町124-5。