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「三井ショッピングパークアプリ」刷新館内マップをデジタル化

2023年4月6日 13:03

三井不動産は、「三井ショッピングパークアプリ」の大規模リニューアルを実施した。

三井ショッピングパークアプリは、'14年10月にサービス提供開始した、「三井ショッピングパークららぽーと」や「三井アウトレットパーク」をはじめとする三井不動産グループの約60の商業施設での買い物や食事をサポートするアプリ。

リニューアル後は、コンテンツとマップが一体となったインターフェイスが特長で、バックグラウンドには常に館内のデジタルマップが表示され、その上に位置情報によって選択された商業施設の情報が表示されるようになる。

また、「ホーム」タブにはポイント・決済機能など利用頻度が高いものを集約し、コンテンツを「買い物」「グルメ」「サービス」のタブに目的別で分類することで、欲しい情報にたどり着きやすくしたという。

リニューアルの内容は主に下の5つ。

フロアマップのデジタル化

三井ショッピングパーク約60施設のフロアマップをデジタル化。スマートフォンの位置情報をONにするだけで、自動的に来館中の施設が表示され、施設内での現在位置を確認可能となる。

さらに、各店舗のセールやクーポン情報もマップ上に表示される。施設側からだけでなく店舗からの情報投稿も可能となっているため、各店舗の情報をよりタイムリーに受け取れるという。

また、マップと連動した検索機能も新たに搭載。カテゴリーや関連キーワード(タグ)、クーポンの有無等で検索対象を絞り込めるため、目当ての店舗が見つけやすくなっている。

アプリからフードコートの対象店舗のメニューを選択し、料金を支払うことで、席での食事も持ち帰りもアプリ一つで注文できるサービス。料理ができあがったらプッシュ通知で知らせてくれるため、店舗の前で並ぶことなくメニューをまとめて注文可能となる。

リニューアルによって、デジタルマップから店舗を選んで注文する方式が追加され、よりスムーズに注文可能となった。

店頭に並ばずに、アプリからレストランの順番待ち予約ができるサービス。ショップ一覧やデジタルマップから対象店舗を選択することで、現在の待ち時間や待ち組数を確認しながら順番待ちの予約ができる。順番が近づくとアプリ内やプッシュ通知、メールで知らせしてくれるため、店頭で並んで待つことが不要となる。

駐車エリアの登録や、駐車サービス情報の一覧・適用済みのサービス時間が表示される機能。

駐車場に車を停めたあと、帰宅時に駐車場所が分からなくなってしまうというユーザーの声を受けて開発されたサービス。新アプリでは駐車エリアを登録できるため、車を探す手間が省けるという。

また、施設ごとに異なる駐車料金サービスの情報や、その日の買い物履歴に伴う無料サービスの適用状況も、アプリ上で確認可能となる。

位置情報をもとに、施設に来館中とそれ以外とで、表示するコンテンツや優先順位が自動的に切り替わるようになる。

たとえば、来館中は「レストラン順番待ち予約」や「スマホ de 注文」が優先的にトップ画面に表示される一方で、来館前後は施設情報が表示されるなど、それぞれのタイミングで欲しい情報に直感的にアクセスしやすくなる。