JR岡山駅に路面電車が乗り入れ。100m延伸で利便性向上

国土交通省は、岡山電気軌道が申請していた、路面電車のJR岡山駅前広場乗り入れについて3月13日付けで許可することを発表した。岡山駅前に路面電車の駅が直結し、利便性が向上する。着工予定は2020年度、開業目標は2023年度。総事業費は16.2億円。

JR岡山駅前広場には、バス、タクシーなどが乗り入れしているのに対し、路面電車電停は離れた場所にあり、場所がわかりにくい、乗換に時間がかかるなど利便性が低かった。また、交差点を横断するため安全性の課題もあった。

延伸計画では、現在の岡山駅前電停から100m延伸して広場に乗り入れる。これにより、横断歩道を渡ることなく乗換可能で、乗換時間は1分30秒から3分短縮される。岡山駅前電停は今後も存続する。