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特別増刊号
GRAFFITIフォント



■ Graffitiを指示するのは難しい?

 人がPalmを使っているのを横から見ていると、使い方は人それぞれって感じである。でも、ちょっと気になるのが、操作をどれだけ簡単にしているかってこと。「ちょっと、Menu Hack入れて、タイトルのタップでメニュー出さなきゃ」とかは、指示が具体的だからいいのだけど、「あんた、コピーするのにメニューなんか出してちゃだめ、ショートカット文字とCだよ」ってのは、目の前でやって見せればいいのだけど、こんな風に文字で表現するときにちょっと困ってしまう。

 そこで登場したのが、Palmの操作を文章で説明することができる、Graffitiフォントである。これさえ使えば、

コピーは『cC

ペーストは『cP

なんて書けるわけだ。さらに、

名刺を交換するときにはbを長く押す

なんて説明もできてしまう。えっ、なんだかわかんないって? そりゃ、まだ、フォントを組み込んでないからでしょう。まず、フォントをダウンロードする。それをWindowsに組み込む。フォントの組み込みは、C:\Windows\Fonts\ ディレクトリの下に、フォントファイル『graffiti.ttf』を放り込むだけ(リブートも必要なし)。組み込んだら、再度このページを表示してみよう。このページでGraffitiフォントが無事表示されたら、組み込みは成功である。

GraffitiフォントWindows版
ダウンロード ダウンロード(graffiti.ttf、203KB)
動作条件:Windowsマシン(Mac非対応)



■ Graffitiフォントの概要

 簡単に、フォントの構成を解説しておこう。もっとも、この部分は、フォントがうまく組み込まれていることを確認するためのデモ部分でもあるのだが……。まずは、ASCIIコードの大文字A~ZはアルファベットのGraffitiになる。

A
B
C
D
E
F
G
H
I
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
X
Y
Z
S
T
U
V
W
X
Y
Z

 それから小文字には、いろいろなボタンや特殊な文字が割り当ててある。というのはGraffitiのレベルでは大文字小文字の区別はないので、この部分が空いてしまうからである。

a
a
左移動
b
b
アドレスボタン
c
c
コマンド
d
d
右移動
e
e
下スクロールキー
f
f
上スクロールキー
g
g
ホーム
h
h
バックスペース
i
i
タブ
j
j
予定表
k
k
キーボード(日本語環境用)
l
l
シフトロック
m
m
改行
n
n
メニュー
o
o
検索
p
p
ToDoボタン
q
q
上向き矢印
r
r
メモ帳
s
s
シフト
t
t
ショートカット
u
u
タップ(記号シフト)
v
v
拡張シフト
w
w
(とりあえず入れてある)
x
x
下向き矢印
y
y
電卓ボタン(援護環境用)
z
z
スペース

 次に数字だが、こちらはASCIIコードの0~9にそのままGraffitiが割り当ててある。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0

 記号類は、ASCIIコードを尊重して、割り当ててある。ただし、手持ちのフォント作成ソフトの関係で、126以下のコードしか割り当てることができなかったため、コードが128以上となる拡張コードやアクセント記号付きのGraffitiについては未定義である。また、アクセント記号をつけるためのGraffitiも作っていない。これは、もう、割り当てるコードが空いてないからである。

 記号類でGraffitiと文字コードを一致させたのは、単に入力をしやすくするためである。つまり、“$”(ドルマーク)を指定したければ、単にドルマークを入力して、それにフォント指定を行えばいいからである。また、この記号類は、アルファベットなどと混ざらないように、すべて左下に先行するタップを表わす小さな点が打ってある。

32
33
34
35
36
37
38
39
sp
!
"
#
$
%
&
'
 
!
"
#
$
%
&
'
40
41
42
43
44
45
46
47
(
)
*
+
,
-
.
/
(
)
*
+
,
-
.
/
58
59
60
61
62
63
91
92
:
;
<
=
>
?
[
\
:
;
<
=
>
?
[
\
93
94
95
123
124
125
126
]
^
_
{
|
}
~
]
^
_
{
|
}
~

 これを使うことで、たとえば、

電池の種類を切り替えるには tuu7 というGraffitiを書く

と記述できるわけだ。

 とりあえず、簡単に作ったものなので、デザイン的にはちょっとヘンなところがある。まあ、気にしないで使っていただきたい。基本的にどのような利用についても自由、再配布についても特に許可を得る必要はない。ただし、製品に添付するなど商業利用については、ご遠慮いただきたい。もっとも、そんな人はいないだろうが……。

(Text&フォント作成:塩田紳ニ)
2000/04/01


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