1998年6月、B5スリムPC市場にセンセーショナルなデビューを果たしたDynaBook SS3000シリーズ。薄さ19.8mm(最薄部)というショッキングなデザインとハイパフォーマンスで、リアルモバイラーの人気を独占した。そのDynaBook SS3000シリーズのラインアップに、SS3380が新たに加わった。最新のモバイルPentiumII400MHz、XGA対応11.3型TFT液晶ディスプレイ、HDD8.4GBなどクラス最強のスペックを得たSS3380は、この夏一押しのB5スリムPCだ。

スペックなどさらに詳しい解説は
東芝PC STARS(http://www2.toshiba.co.jp/pc/)







DynaBook SS3380でもっとも注目されるのは、液晶に11.3型低温ポリシリコンTFTを採用した点と1,024×768ドット表示への対応だ。低温ポリシリコンは、高精細という特徴を持ち、デジカメやWebなど解像度の低い画像も鮮明に映し出すことができる。またXGA化により、情報表示量は800×600ドットの約1.6倍に跳ね上がっている。これなら、外出先からオフィスに戻った際に、外部ディスプレイを接続しても画面設定を変更する必要もなく、HDDも8.1GBと大容量なので、オフィス・モバイル兼用のメインマシンとして使用できるわけだ。

ディスプレイにはXGA対応の11.3型低温ポリシリコンTFT液晶を採用している







DynaBook SS3380は、そのスペックにも驚かされる。心臓部にはモバイルPentiumII400MHz。このCPUはノートPC用としては最速であるばかりでなく、製造プロセス0.18μmのため、消費電力も抑えられ、連続駆動時間に寄与している。HDDも8.1GBにパワーアップ。そうなると厚さや重量アップが気になるが、Windows98搭載B5サイズとして最薄の19.8mmは変わらず、軽さ1.34kgも堅持している。また、TYPEII×2あるいはTYPEIII×1のPCカードスロット、56kモデム内蔵、NTモデルではLANカード添付とヘビーモバイルやメインマシンとして使える装備がすべて揃っている。

↑DynaBook SS3380は、B5スリムPCで唯一PCカード(TYPEII)2スロットを装備し、ノートPCの生命線である拡張性も十分

↓18mmのキーピッチを確保したキーボードとおなじみのアキュポイントでバツグンの操作感を実現する








モバイルマシンは薄さや軽さだけでなく、オプションや付属のユーティリティによって使い勝手が大きく変わってくる。SS3380には携帯電話とUSBで接続できる「USBデジタル携帯通信アダプタ」がオプションで用意される。通信環境を簡単に切り替えられるユーティリティ「一発チェンジャ」と合わせて使用すれば、通信環境の変化にも容易に対応できる。さらに、ノートPC同士のファイル同期に便利なオプションとしてUSBで2台のPCをつなぐ「EZ-Linkケーブル」、IrDAでプリンタの共有もできる「Ir Ether」もあり、快適なモバイル環境を後押しする。


携帯電話で通信する際に便利なUSBデジタル携帯通信アダプタとPC同士を直接つなぐEZ-Linkケーブル。ともにUSBコネクタを利用する


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