デスクトップPCとノートPCのそれぞれの良さを併せ持つ新ジャンル-スリムPC、それがDynaTop6000だ。つまり、DynaTopは、デスクトップPCの画面の大きさ、キーボードの操作性、高性能といった特徴と、ノートPCのもつ省スペース性、スリムなデザイン、配線が不要、持ち運びが容易などのメリットを融合して作り上げられた製品なわけだ。しかも、見られることを意識したデザインで、ユーザーサイドばかりでなく、背面から見た際のデザインにまで考慮されている。スペックもデスクトップ並みのハイパフォーマンスを誇り、家庭用にDynaTop6000、オフィス用にDynaTop2000シリーズが用意されている。

スペックなどさらに詳しい解説は
東芝PC STARS(http://www2.toshiba.co.jp/pc/)







液晶一体型PC、DynaTopは美しさを追求したマシンだ。本体が収まっていることを忘れてしまいそうなスリムなデザインだけでなく、これまでのデスクトップではどうしても解決しなかった各種ケーブル類に関しても工夫がなされている。インターフェースが1カ所にまとめられたうえ、スパイラルチューブによって一体化できるし、カバーで接続部を覆い隠すことが可能。さらにキーボード背面のケーブルケースには、キーボードやマウスの余ったケーブルを収納できるという徹底ぶりだ。これなら企業の受付に設置しても、来客に丸見えのケーブル類をさらすことはない。




あらゆる角度から見られることを意識したデザインを採用したDynaTop。ケーブル類もスパイラルチューブによって1つにまとめられる







DynaTopは、オフィスや部屋をより広く使えるように、徹底した省スペース設計がなされている。液晶ディスプレイ一体型の採用に加え、未使用時にはキーボードを本体上に収納できるようになっているため、PCを使用しないときには机の上を有効に活用できるわけだ。新開発のキーボードとマウスは使いやすさを考え、デスクトップタイプを採用しているので操作性はバツグン。また、マシンを移動する際にも、本体上部に付けられた取っ手によってラクに持ち運ぶことができる。DynaTopは省スペースと使い勝手に徹底的にこだわったマシンなのだ。


17インチCRTと比較してもDynaTopの省スペース性がよくわかる。持ち運びも本体上部の取っ手によってスムーズに行なえるだけでなく、キーボード裏には余ったケーブルを収納できるケーブルケースも付く









DynaTopはスペックも凄い。個人向けの6000は、CPUにCeleron433MHz、メモリ64MB、HDD8.1GBと、デスクトップ並みのハイパフォーマンスを誇る。さらに、通常のデスクトップでは見られないPCカードスロット(TYPEII×2またはTYPEIII×1)、赤外線通信ポートが搭載され、ノートPC世界NO.1シェアの東芝らしい仕様となっている。また、本体下部のホットスワップ対応セレクタブルベイには標準でDVD-ROMドライブを装備。このドライブはDVDビデオの再生も可能なので、200cd/㎡という高輝度の15型TFTカラー液晶でとても美しい映画を楽しむことができるわけだ。

ホットスワップ対応のセレクタブルベイ。標準ではDVD-ROMドライブが搭載される

DynaTopはPCカードスロットを搭載しているので、ノートPCの資産も活用できる



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Dyna TOP | SS 33802550 X