アクシア、SolidAudioプレーヤー発売

　富士フイルムアクシアはSolidAudio対応の携帯プレーヤー「AS2000」を11月20日より発売する。価格はオープンプライスで、実売価格は3万円台になる見込み。

　AS2000は、神戸製鋼所とNTTが開発したSolidAudioと呼ばれる音楽記録フォーマットに対応した音楽プレーヤー。同フォーマットは音楽圧縮に「TwinVQ」、著作権保護に「InfoBind」という規格を採用しており、記録媒体としてID付きスマートメディアを使用する。

　SolidAudio対応プレーヤーは、すでにハギワラシスコムから発売されているほか、日立マクセルが同様のプレーヤーを今年11月末より発売すると発表している。

　アクシアが発売するプレーヤーは、形状、基本機能ともにハギワラシスコムのものと同様だが、ボディカラーとしてパール・ホワイトとメタリック・ブルーの2色が用意されている。また、ハギワラシスコムの製品は、スマートメディアにデータを書き込むための専用リーダー・ライターが別売となっているが、アクシアではこれを標準添付する。

　機能面でも若干の改良が施されており、ハギワラシスコムのものよりハイクオリティ再生で30分、スタンダード再生で2.5時間、ロングプレー再生で3時間、それぞれ連続再生時間が長くなっている。このほか、リピート、ランダム、イコライジングなどの設定を記憶するようになっており、再生途中で電源を落としても再び電源を入れれば中断した曲の頭から再生することができるという。

　アクシアでは、プレーヤーの発売にあわせて16MBと32MBの対応スマートメディアを発売する予定。価格はオープンプライス。64MBのものも近日中に用意したいとしている。

　なお、アクシアではAS2000の発売を記念し、抽選で10名に同製品が当たるアンケートを11月7日まで実施している。

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富士フイルムアクシア
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◎関連URL
■富士フイルムアクシア、製品情報
http://www.axia.co.jp/products/as2000/index.html

（湯野 康隆）