こどもとIT

Googleと日本HPとチエル、高校1人1台準備セミナーを11月5日開催

――BYADが広がる高校、ICT活用に必要なものは何か

1人1台環境の整備が求められる高校。実現に向けて準備に関するセミナーが11月5日に開催される

小中学校の1人1台端末がGIGAスクール構想によって実現した今、高校も同様の環境が求められている。ICT教育の恩恵を受けた児童生徒が、高校の学びでアナログな環境に戻るようなことがあってはならない。小中学校で1人1台端末が、“当たり前のツール”となるなら、高校はそれ以上の学びの環境が必要だ。

加えて高校においては、2022年度から実施される新学習指導要領でICT活用が増える点も見逃せない。情報科において共通必履修科目「情報I」が新設されるほか、情報収集や分析、多様なアウトプットが求められる「総合的な探究の時間」も始まる。また2025年の大学入学共通テストから「情報」が出題教科に追加されるほか、カリキュラム・マネジメントの手段としてICTによる学習の生産性向上も求められている。

ところが、高校における1人1台端末の整備は進んでいるとは言い難い。文部科学省の調査によると、47都道府県のうち、高校で1人1台端末の整備を完了したのは11自治体、2021年度中の予定が8自治体、それ以外は検討中という状況だ。一方で私立高校は、学校が指定した端末を保護者が購入する「BYAD(Bring Your Assigned Device)」の形式で1人1台端末の導入が広がっており、公立と私立で取り組みの差が生じている。

こうした状況を受けて、Google、日本HP、チエルの3社は高校のICT環境整備を支援すべく、「高校の1人1台準備セミナー ~活用を進めるために必要なものはなにか~」を11月5日(金)16:30~17:30に開催する。参加は無料で、専用フォームから事前登録することで聴講できる。

同セミナーでは、小中学校のGIGAスクール構想において約4割の最大シェアを持つ Chromebook™️ にフォーカスし、なぜ学校現場で選ばれたのか、授業ではどのように活用されているのかを紹介。また学校現場で Chromebook を活用するにあたり必要となるツールや周辺機器、端末管理方法などについても提案される。

登壇者は以下の3名。グーグル合同会社 Chrome パートナー営業統括部 デバイスパートナー営業 部長 川上浩二氏は「高校1人1台環境にむけた現状と取り組み」について、株式会社 日本HP クライアントソリューション本部 ビジネス開発部 マネージャー 松本英樹氏は「教育ICTを推進するHP Chromebook とプリンターの活用」について、チエル株式会社 髙杉聡美氏からは「Chromebook 活用を支援するチエル製品」が語られる。

グーグル合同会社 Chrome パートナー営業統括部 デバイスパートナー営業 部長 川上浩二氏
株式会社 日本HP クライアントソリューション本部 ビジネス開発部 マネージャー 松本英樹氏
チエル株式会社 髙杉聡美氏

今の高校生にとってICTスキルを身につけておくことは、コロナ禍で大きく変化した社会に対応していく意味でも大切だ。大学ではオンライン授業やハイフレックス型の授業も広がるほか、企業ではリモートワークを取り入れた働き方も増えている。まさにニューノーマル時代の「生きる力」であり、大学進学と就職、高校を卒業した生徒がどのような進路を選ぼうともICTスキルは重要だ。

高校の1人1台環境整備に関わる教育関係者のみならず、幅広い教育者、関係者に聴講をおすすめしたい。学習の質を高めスムーズな活用を実現する、さまざまな知見が得られるだろう。

開催概要
タイトル高校の1人1台準備セミナー ~活用を進めるために必要なものはなにか~
開催日時2021年11月5日(金)16:30~17:30
開催場所オンライン YouTube™️ 配信のため上限なし
参加費無料(事前登録制)
対象者都道府県及び市区町村の教育委員会の皆様、全国の学校現場の先生方、販売パートナー
参加申込み https://bit.ly/3uVgJsy
主催チエル株式会社
問い合わせ先チエルセミナー事務局
E-mail: seminar@chieru.com
(営業時間 : 10:00~17:00 土日祝・弊社指定休日は除く)

* Chromebook および YouTube は Google LLC の商標です。

神谷加代

こどもとIT副編集長。「教育×IT」をテーマに教育分野におけるIT活用やプログラミング教育、EdTech関連の話題を多数取材。著書に『子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』(共著、インプレス)、『マインクラフトで身につく5つの力』(共著、学研プラス)など。