こどもとIT

Google、Chromebookの持ち帰り学習に関する専用ページをリリース

Googleは、緊急事態宣言を受けてオンライン授業のニーズが高まっていることから、Chromebookを家庭で安心・安全に使えるよう持ち帰り学習に関する専用ページ「学校外における 1 人 1 台端末の安心・安全な活用に向けて」をリリースした。

同ページには、管理コンソールで児童生徒がアクセスできるコンテンツを制限できることや、端末の紛失・盗難時における対策、ウイルス対策などの設定方法を取り上げ、Chromebookが安心・安全に使えること紹介。

また持ち帰りを始める前には、各学校で運用ルールを決めておくことが必要だと呼びかけている。具体的には、パスワードを忘れた時や入力を間違えてロックがかかった時の対応、また端末の故障・紛失・盗難を予防する対策など、運用ルールを決めて児童生徒や保護者へ伝えるよう促している。

ほかにも、ICTを活用した学びに理解を深められるよう「G Suite for Education保護者向けガイド」もPDFファイルで公開。子どもたちがChromebookでどのようなツール使って学習しているのかを紹介している。

神谷加代

こどもとIT編集記者。「教育×IT」をテーマに教育分野におけるIT活用やプログラミング教育、EdTech関連の話題を多数取材。著書に『子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』(共著、インプレス)、『マインクラフトで身につく5つの力』(共著、学研プラス)など。