こどもとIT
「レノボが現役高校生と考えるSTEAM教育のこれから」オンラインシンポジウムを12月5日に開催
――コロナ禍に自作フェイスシールドで医療現場を支援した高校生 立崎乃衣さんが登壇
- 提供:
- レノボ・ジャパン合同会社
2020年11月19日 06:45
プログラミング教育の必修化やGIGAスクール構想による1人1台コンピューターの整備、コロナ禍におけるオンライン授業の取り組みなど、教育現場におけるテクノロジーの活用は近年、ますます広がっている。
こうした取り組みの背景にあるのは、時代の変化に他ならない。今や、子どもたちがどんな人生を歩もうとも、生活をしていくうえでテクノロジーとの関わりは避けて通れない。加えて、先の予測が困難な時代と言われる今、子どもたちがたくましく生き抜くためには、自分で問題を発見し、自分で解決できる力が必要だと言われている。AIやロボットなどのテクノロジーはその手段のひとつとして有効であり、未来の社会では活用だけでなく、それらを使って新たな価値を生み出す人材も求められている。
そのための教育として近年、注目を集めているのがSTEAM教育だ。STEAM教育とは、「Science(科学)」「Technology(技術)」 「Engineering(工学)」「Mathematics(数学)」を統合的に学習する「STEM教育」に、 さらに「Arts(リベラルアーツまたは芸術)」を加えた教育手法で、分野を横断しながら、問題を発見し、課題を解決する学習を意味する。昨今は、STEAM教育に取り組む教育者も増えつつあるが、今後は探究が重視される高校教育においても、特にSTEAM教育が広がっていくことも予測される。
このような状況を受け、レノボ・ジャパンは新しい教育の在り方を考える機会として、STEAM教育をテーマにしたオンラインシンポジウム「レノボが現役高校生と考えるSTEAM教育のこれから-校内・校外学習の融合を目指してー」を2020年12月5日(土)11:00~12:00に実施する。参加費用は無料で、専用フォームから事前登録することで聴講できる。
シンポジウムでは、コロナ禍の緊急事態宣言下、独力で800個のフェイスシールドを製作し医療現場を支援した、中高生国際ロボコンチーム「SAKURA Tempesta」に所属する渋谷教育学園幕張高等学校1年生 立崎乃衣さんが登壇。彼女が感じる問題意識と体験、および彼女を育んだ環境を題材に、パネルディスカッションによりSTEAM教育推進に向けた校内・校外学習融合への提言を行なう。
パネリストには、渋谷教育学園幕張高等学校 後藤 聡教諭、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター 富山 健氏、レノボ・ジャパン合同会社代表取締役社長 デビット・ベネット氏も登壇。モデレーターをNPO法人CANVAS代表/慶應義塾大学教授 石戸 奈々子氏が務め、幅広い視点で、STEAM教育の在り方を掘り下げていく。STEAM教育を推進する教育者はもちろん、高校での探求学習のヒントを得たい教員や、GIGAスクール構想による1人1台の活用に悩む小中学校の教員など、幅広い教育者にぜひ聴講をおすすめしたい。
渋谷教育学園幕張高等学校1年 立崎 乃衣さん
小学3年時からロボット製作を開始し、中高生国際ロボコンチーム「SAKURA Tempesta」に所属しロボットの設計を担当。今年、中学3年春休み時に、コロナ禍の医療機関支援のため3Dプリンタによるフェイスシールド製作に着手、800個を一人で設計・製作・配送するという活動を行なった。
NPO法人CANVAS代表/慶應義塾大学教授 石戸 奈々子氏(モデレーター)
東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。慶應義塾大学教授。総務省情報通信審議会委員など省庁の委員多数。NHK中央放送番組審議会委員、デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。著書に「子どもの創造力スイッチ!」、「日本のオンライン教育最前線──アフターコロナの学びを考える」など多数。
タイトル | 「レノボが現役高校生と考えるSTEAM教育のこれから」-校内・校外学習の融合を目指してー |
開催日時 | 2020年12月5日(土)11:00~12:00 |
開催場所 | オンライン |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対象者 | STEAM教育を担当・推進する教育関係の方 |
参加申込み | https://www12.webcas.net/form/pub/online-symposium/lenovo1205 |
問い合わせ先 | レノボが現役高校生と考えるSTEAM教育のこれから シンポジウム事務局(株式会社トークス内) 担当 五十嵐、長尾 電話 03-3261-7715(代表) メール lenovo-info@pr-tocs.co.jp |