「科学道100冊」書籍セットを50団体に寄贈。科学の良書を多くの子どもに届けたい

日本で唯一の自然科学の総合研究所である理化学研究所（理研）と、本の可能性を追求する編集工学研究所は、科学の良書をより多くの子どもに届けることを目的に「科学道100冊」プロジェクトを開始した。同プロジェクトは、希望する団体（計50団体）に「科学道100冊」書籍セットが寄贈されるもので、対象は、教育機関・公共図書館・各種団体などになる。

理化学研究所と編集工学研究所は、書籍を通じて科学者の生き方や考え方、科学のおもしろさや素晴らしさを届ける「科学道100冊」プロジェクトを2017年に開始。今回は、より多くの小中高生が科学に対する興味を深められるよう、「科学道100冊2021」の書籍30セット、「科学道100冊ジュニア」の書籍20セットを、教育機関や公共図書館など希望する団体へ寄贈される。

「科学道100冊2021」のラインナップは、こちらを参照。対象は中高生以上となる。

「科学道100冊ジュニア」のラインナップは、こちらを参照。主な対象は小学生となっている。

寄贈先は、申し込み理由などを参考に科学道100冊委員会にて審査した上で決定される。審査結果は2月下旬に担当者へ通知されるという。