こどもとIT

iPadを活用した10教科の授業を公開。上越教育大学附属中学校、オンライン教育研究協議会を10月11日に開催

2011年から1人1台環境に取り組み、今年で10年目を迎える上越教育大学附属中学校。1人1台端末としてiPadを活用しながら、「自己調整」「創造性」「人間性」に重きを置いた先進的な授業実践に取り組み、Appleの先進的教育機関「Apple Distinguished School(ADS)」にも選ばれている。

そんな同校が2021年10月11日(月)13時より、オンライン教育研究協議会を開催する。テーマは、「AI時代を主体的・共創的に生き抜く生徒の育成~自己調整,創造性,人間性に着目して~」。参加は無料で、専用フォームからの申し込みが必要となる。

全体の流れとしては、10月11日の協議会の前に、各教科の授業動画を視聴しておくような形で進められる。授業動画は、10月5日からオンデマンド配信され、参加者には事前にメールでURLが送られる。

協議会の当日はオープニングアクトとして、上越教育大学附属中学校 大崎貢教諭が登壇。同校3年生の代表生徒が、3年間の総合的な学習の時間「T&Q(たんきゅう)」で学んだ自己調整の姿について語り合う。また、講演会には東北大学大学院 情報科学研究科の堀田龍也教授が登壇し、「GIGAスクール時代の学び―各教科で育成する資質・能力とは―」をテーマにこれから目指すべきICT教育の姿について語る。

タイムスケジュール
13:00-13:30オープニングアクト(T&Qにおける自己調整の姿)
13:30-13:40全大会(校長挨拶、日程確認)
13:40-14:40講演会
13:40-14:50休憩
14:50-15:40協議会Ⅰ
15:40-15:50休憩
15:50-16:40協議会Ⅱ
【開催概要】
開催日時2021年10月11日(月) 13:00~16:40
開催場所オンライン(Zoom)
参加費無料
申込方法 申し込み専用フォームより
詳細 上越教育大学附属中学校 研究紹介のページ
本多 恵

フリーライター/編集者。コンシューマーやゲームアプリを中心とした雑誌・WEB、育児系メディアでの執筆経験を持つ。プライベートでは2人の男子を育てるママ。幼稚園児&小学校低学年の子どもを持つ母として、親目線&ゲーマー視点で教育ICTやeスポーツの分野に取り組んでいく。