こどもとIT

Apple、無料の教員向けオンライン研修セッションを実施。9月30日まで多数開催

Appleは、この夏休み期間を利用して、iPadを活用する教員らを対象にした無料のオンライン研修セッションを多数開催する。内容はiPadの基礎的な操作から、Apple製アプリケーションの授業における活用まで。計7種類の研修メニューが用意されている。

いずれの研修も、9月30日まで多数開催される予定で、スケジュールは随時、Appleのページで公開される。同じセッション名はすべて同じ内容となるので、夏休みの予定に合わせて研修を受講できそうだ。

(写真はAppleのサイトより)

2学期からの授業で使える、実践的な7種類の研修メニュー

研修セッションの内容は、以下の通り。

①導入(基礎編)
iPadの操作の基本、カメラで写真や動画を撮影する方法、Safariでインターネット検索したり、記録する方法が学べる。

②導入(応用編)
撮影した写真を編集したり、簡単なスライドショーの作成方法から、知っておくと便利なメモや時計などのアプリケーションやその他の機能について学べる。

③文書作成
Pagesでテキスト中心のシンプルな書類を作って基本を学ぶ。その後、テンプレートを使ってテキストや写真、動画を効果的に追加しながら学級通信を作る。

④ビデオ作成
Clipsを使って写真や動画を取り込み、 タイトル、ステッカー、フィルタ、音楽などを加えて、自分らしさをより表現できる自己紹介ビデオを作成。

⑤動画編集
撮影した動画や写真をiMovieに取り込んで編集。動画のトリミングや分割、トランジションに加え、ナレーションの収録と動画の音量調整、クロマキー合成でピクチャ・イン・ピクチャを行なう。

⑥音楽制作
GarageBandを使い、詩の朗読を録音し、その音声や内容にあったBGMを加える。より表現豊かにアウトプットする方法を学ぶ。

⑦スライド作成
Keynoteで校外学習についての発表を行なう。スライドのテーマを選び、写真や図形などを追加し、地図上でルートがわかるようにアニメー ションを加え、効果的なプレゼンテーションを作成する。

上記の研修セッションを受講するためには、事前にAppleのページから参加申込が必要となる。研修は、ビデオ会議ツール「Cisco Webex Meetings」を活用して行なわれるため、はじめて利用する場合はダウンロードが必要となる(詳細は参加申込ページを参照)。

編集部