日立製作所（6501）は、子会社の日立ネットサービス、およびインターネットデータセンター（iDC)事業のグローバルセンター・ジャパン（GCJ）と共同でコンテンツの蓄積や管理を行うストレージサービスを行うことで提携した。

　 GCJが都内にもつiDCに日立ネットが日立製の大容量ストレージ用システム「SANRISE2800」を設置、ASP（アプリケーション・サービス・プロバイダー）やネット事業者にサービスする。日立は今回の提携を皮切りに、2003年までに自社および提携先との全国20ヵ所以上のiDCでストレージサービスを行い、年間200億円の売上げを確保、国内トップを目指す。

　 インターネット上で流通する情報コンテンツは飛躍的に増えており、ストレージサービスの市場も急拡大している。日立は今後、海外企業との提携も進め、グローバルにネット事業者向けのストレージサービスを展開する。