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2000年の国内PCベースWS出荷が10万台突破~IDCジャパン調べ

  国産メーカーで初めてNEC(6701)がシェアトップに―。IDCジャパンが30日まとめた2000年国内ワークステーション(PCベース)市場動向によるもので、同市場は前年比33.8%増の10万4,570台と大幅に伸びた。1996年にこの市場が形成されて以来、5年で10万の大台を超えた。また、ベンダー別台数では前年トップのIBMやデルコンピュータなどを抑えてNECが首位に立った。

  従来、ワークステーションというとサン・マイクロシステムズなどを代表とするUNIXベースが強かったが、CPU性能の飛躍的な伸びやコストパフォーマンス向上を背景に1999年ごろからPCベースが伸び始めた。

  2001年もこの傾向は続く見通しで、出荷台数ベースで14万台と予測。特に中小企業への導入がピークに向かう、としている。

  また、2000年のベンダー別出荷台数はNEC21.9%をトップに、デル21.2%、IBM18.2%、ヒューレット・パッカード12.5%、コンパック10.7%―と続いている。

■URL
・IDCジャパン
http://www.idcjapan.co.jp/
・国内サーバー市場は台数増、金額減の傾向が続く~IDCジャパン調査
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/27/doc2379.htm

(市川徹)
2001/03/30 15:45