ソフトバンク・ファイナンスは1日、同グループ企業でインターネットを通じてファイナンシャル・プランニング（FP）サービスを提供しているイー・アドバイザーを、従業員向けライフプラン教育を主に行っているジャスティと合併させることを決めたと発表した。

　 合併期日は2001年1月1日で、資本金は4億2,000万円を予定。ソフトバンク・ファイナンスが過半数の株式を取得し、存続会社はジャスティ、新会社名はイー・アドバイザーとする。

　 今回の合併により、両社の事業を統合することで互いの強みを活用し、リアルとバーチャルに関わらずワンストップでの金融サービスの提供を目指す。個人向け事業では、ネット利用のファイナンシャル・プランニングサービスに加えて、ジャスティが培ってきたセミナー開催や対面方式の個別相談など、包括的なアドバイスを展開。法人向けでも、ライフプラン策定や資産配分、確定拠出型年金シミュレーションなどのシステムを統合。金融機関向けにカスタマイズする一方、同システムをASP事業として同システムを企業への提供も予定している。