光通信（9435）が25日発表した2000年8月期単独決算は、売上高が前期比8.3％増の2,808億円となったものの、環境悪化による販売費用の拡大などにより営業利益は113億円の欠損となった。一方、投資先企業の新規株式公開や保有株式の売却などにより、経常利益は約2.6倍の550億円を確保した。当期利益は同36.8％減の62億円。

　 2001年8月期からは、これまで販売網の縮小や代理店の再編を行ってきたことから、連結重視の経営に転換する。しかし、事業規模は大きく縮小され、同期の連結決算の売上高は1,300億円の予想と、2000年8月期の単独売上の半分以下になる。経常利益は72億円、純利益は36億円を予想している。