CSK（9737）は、連結経営時代に対応するグループ会社全体の内部監査機能を強化する仕組みをスタートさせた。連結対象となる48社についてITを導入して独自の監査体制を構築したもの。システムの一部についてビジネスモデル特許を出願したほか、日本内部監査協会からの表彰も受けた。

　 具体的には、世界標準に沿った形で（1）グループ内部監査ポリシー（2）内部監査実施基準（3）内部監査人トレーニングプログラム（4）Web上での内部監査支援システム（5）監査関連情報の共有化～など。このうち、（4）についてビジネスモデル特許を出願している。

　 この監査体制は、日本内部監査協会から会長を受賞。「IT業界では（同賞受賞は）初めて」としている。