インターネットウェブサイトをリモート監視するサイトロックは、日本を拠点としたアジア市場への進出を計画している。今後5年を掛けて韓国やインドをターゲットにビジネスを展開したい考えだ。これに伴って日本法人の社員も今年末には100人へ、2001年5月にはほぼ200人へと急増させる見込みだ。

　 米サイトロックの日本法人である同社は、eビジネスシステムの運用支援を事業の柱にしている。24時間365日ユーザー企業のシステムを遠隔監視して各種のデータを集め続け、トラブルが起きる前に顧客に伝える仕組みをもつ。米国では昨年夏からサービスを始めており、好調な業績を続けているという。

　 今年始めからビジネスがスタートした日本でも順調に推移しており、近くユーザー企業が20社に達する見通し。そこでまず日本市場での基盤を固めた上で、アジア市場をうかがう計画。韓国やインドを候補に挙げており、現在57人の社員を来年5月にはほぼ4倍に当たる200人規模にまで拡大させる予定だ。