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腕時計サイズでもLinux動作~IBMが実証

  米IBMの研究開発部門であるIBMリサーチは7日(現地時間)、腕時計サイズのデバイス上でLinuxを動作させることに成功したと発表した。プロセッサー、8MBのDRAMとフラッシュメモリーなどを搭載した「スマートウォッチ」でLinuxOS2.2 X11R6が稼動した。

  米IBMでは、小型デバイスでのLinuxの利用によって、ソース・コードや広く利用されているアプリケーション・プログラミング環境が利用可能なため、学生、研究者、およびソフトウェア会社が簡単に機能を追加したりアプリケーションを開発したりすることができる、と説明。開発環境が大幅に広がることを強調している。

  これによってLinuxは「大規模サーバからワークステーション、デスクトップ、ポータブルの各種コンピューターなど、全てのプラットホーム上で動くことが実証された」(同社)とし、今後製品化が進むPDA(携帯情報端末)やスマートIDバッジなどいわゆるウェラブルデバイスへの適応が期待できるとしている。

  今回の研究開発は日本IBM側がハードウェアとシステムの設計、基板の製造、工業デザインを担当した。

■URL
・米IBM
http://www.ibm.com/

(市川徹)
2000/08/08 16:30
3/30(金)
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