ソフトバンク・ファイナンスは1日、中小・ベンチャー企業の経理や総務、人事など、いわゆるバックオフィス部門を支援する新会社「オフィスワーク」をソフトバンク・イーコマースと共同出資で設立したと発表した。10月からサービスを開始する。

　 新会社はベンチャー企業が基幹事業に専念できるよう間接業務をサポートするもので、ASPやナレッジデータベースの活用などITを駆使してサービスを展開する。具体的には経理情報を提供する「戦略経理アウトソーシング」、総務や人事、法務など全般的な間接業務を選別して導入できる「ソリューション・プロデュース」、さらに複数の企業でサポート要員を共有化する「バックオフィス・シェアリング」などを用意する。

　 顧客は、外資系企業やソフトバンクグループ企業なども含め広範に開拓する。オフィスワークは東京都千代田区に本社を置き、資本金は5,000万円。ファイナンスが80％、イーコマースが20％を出資した。