こどもとIT

「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2020 in Mitaka」、作品募集を開始。今年の最終審査会はオンラインで開催

プログラミング言語「Ruby」を活用して、自由な作品づくりを競い合うコンテスト「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2020 in Mitaka」の作品募集が開始した。第10回目を迎えた今年は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、最終審査会がオンラインで開催。また学校の休校なども考慮し、募集期間も延長された。

本コンテストの目的は、「子どもたちがプログラミングを学び、自分でコンピューターを動かしたときの感動や作った作品を発表する体験を通して、新しい世界への興味や関心を呼び起こし、将来への夢を育むこと」にある。中高生を対象にしたコンテストで、テーマは自由。過去1年以内に、応募者自らがRubyで作成したオリジナルプログラムで、Rubyの特性を生かしたプログラムの優秀性、プログラミングの楽しさ、発想の面白さや工夫が感じられるような作品を募集している。

ゲーム部門とクリエイティブ部門(Webアプリケーション、各種ツール、ロボット制御等ゲーム以外のプログラム作品)の2部門に分かれており、個人またはグループで応募する。参加は無料。作品の募集期間は2020年7月15日~2021年1月11日。2021年2月上旬に実施される一次審査を経て、同年3月6日にプレゼンテーションによる最終審査会がオンラインで開催される。

本コンテストの主催となる中高生国際Rubyプログラミングコンテスト実行委員会は、プログラミング言語「Ruby」の普及活動を行っている10団体で組織されている。

昨年の受賞風景
【開催概要】
参加資格生年月日が2002年4月2日以降の個人またはグループ
参加費用無料
募集区分①ゲーム部門、②クリエイティブ部門
募集作品テーマは自由(教科の勉強が楽しくなるもの、あると便利なもの、社会的課題解決に役立つもの、ゲームプログラムなど)。Rubyの特性を生かしたプログラムの優秀性、プログラミングの楽しさ、発想の面白さや工夫が感じられるような作品を募集。
募集期間2020年7月15日~2021年1月11日 期限内に、実行委員会事務局・株式会社まちづくり三鷹宛に必着
結果発表2021年3月6日 午後にオンラインで最終審査会を行い、表彰
応募方法 Webサイトを参照

神谷加代

こどもとIT編集記者。「教育×IT」をテーマに教育分野におけるIT活用やプログラミング教育、EdTech関連の話題を多数取材。著書に『子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』(共著、インプレス)、『マインクラフトで身につく5つの力』(共著、学研プラス)など。