こどもとIT

「2019年度未踏ジュニア」募集開始、締め切りは4月28日

――独創的アイデアや卓越した技術を持つ17歳以下のクリエイター・プログラマーを対象

一般社団法人未踏は、独創的なアイデアや卓越した技術を持つ2019年4月1日時点で17歳以下の個人もしくは4人以内のグループを対象に、「2019年度未踏ジュニア」の応募受付を開始した。締め切りは4月28日で、提出された時点のアイディアやプランを元に10~12プロジェクト程度が採択される。

2018年度成果報告会の様子(写真提供:一般社団法人未踏)

未踏ジュニアに採択されたクリエイター・プログラマーには、各界で活躍するプロジェクトマネージャーや専門家による指導、最大50万円の開発資金、開発場所、機材などの支援が行なわれる。参加は無料で、応募フォームからPDFファイルで提案書を提出したのち、選考と面接が行われる。また、特に突出した成果を残したクリエイターは、慶應義塾大学SFC AO入試C方式の対象にもなっている「未踏ジュニアスーパークリエータ」として認定・表彰される。

2020年のプログラミング教育必修化を控え、増え続けるプログラミングを学ぶ小中高生の目を上に向けさせ、広い活躍の場の提供することが急務となっている。そのような状況を受け、21世紀型イノベーションの創出を担う創造的人材を発掘及び育成すべく、今年度も未踏ジュニアを開催することにしたという。

未踏ジュニアには、日本マイクロソフト、micro:bit Foundation、さくらインターネット、YassLab、 Progate、Aidemyの5社が機材・教材提供で協力するほか、フューチャー株式会社、江副記念財団、DMM.com、プロコミット株式会社がスポンサーとして支援する。

【開催概要】
応募方法未踏ジュニアWebページを参照
応募締め切り2019年4月28日 23:59
対象2019年4月1日時点で17歳以下の個人もしくは4人以内のグループ
採択数10~12プロジェクト程度
実施期間2019年6月中旬から10月までの約5ヶ月間(予定)
参加費無料(ブースト合宿、中間合宿などイベント参加の交通費・宿泊費も支給)
支援内容・PMを中心とした、未踏事業OBOGによるメンタリング
・各グループ最大50万円の開発費用の支援
・開発場所・開発に必要な機材の提供
・クリエイター同士の交流の場を提供
・未踏ジュニアスーパークリエータの認定

佐々木勇治