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ウィット・キャピタルリポート [企業リポート一覧]
2001年2月15日
セクターレポート:企業向け情報システム
桑原 毅
ソフトウェアトレンドウォッチ(Vol.3)
ウェブ・インテグレータのその後――米国は
株価に底打ち感、日本は業態確立の瀬戸際


米国のウェブ・インテグレータに株価の底打ち感が出てきた。素早いリストラの実行と株式市場の持ち直しを受けて、株価は12月以降、反転の兆しを見せている。勝ち組み企業はサピエントとダイアモンドクラスターの2社。負け組み企業は株価が2、3ドルを下回っている会社群である。

日本で株式公開しているウェブ・インテグレータは5社あるが、いずれの会社もウェブ・インテグレーション専業といい難い。日本を代表するウェブ・インテグレータはメンバーズとネットイヤー・グループであろう。どちらの会社も現時点ではまだ株式公開を果たしていない。

日本のウェブ・インテグレータは業態確立が果たせるか、それとも大手企業の軍門に下るかの瀬戸際にある。株式公開による資金調達とストックスワップを活用して派手なM&Aを展開しようとした目論見は、見事に外れた。ブランドの未確立、人材・スキルの偏りなど課題は山積だ。

ウェブ・インテグレーション事業の将来性、成長性は引き続き明るい。大手企業のウェブ投資、eビジネス投資は当面高水準が続こう。ドットコム企業の投資絞込みによるマイナスの影響も限定的だ。しかし、このことはウェブ・インテグレーション事業をベンチャー企業が担うことを必ずしも意味しない。伝統的な大手SI企業の一事業部門に集約されていく可能性もある。

先日、ネットイヤーグループの小池聡代表取締役CEOと石黒不二代代表取締役社長兼CEOにインタビューする機会を得た。業界の行く末に危機感を持っている点でウィット・キャピタル証券と認識が一致した。同社は「スイミー戦略」によって同業ベンチャーと提携し、大手企業と競争していく意向だ。


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本レポートに掲載された情報・意見はウィット・キャピタル証券株式会社(以下"ウィット")の従業員が作成したものであり、発行日時点における判断を示したものです。本レポートは、ウィットが信頼するにたると判断した情報源にもとづき作成されていますが、当情報源の完全性、正確性を保証するものではありません。 本レポートに掲載された投資情報は必ずしも全ての種類の投資家にとって適切かつ妥当なものとは限りません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の目的や財務状況にもとづいてご判断ください。注意事項の詳細については、「詳細はこちら」を参照。

 

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