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ウィット・キャピタルリポート [企業リポート一覧]
2001年2月1日
カンパニーレポート:インターネット広告
株価:676,000円(1月31日終値)
レーティング:「売り」
荒木 正人 桑原 毅
サイバー・コミュニケーションズ(4788)
ヤフーに比べて割高感あり、レーティングを「売り」に引き下げる


サイバー・コミュニケーションズ(4788 ナJ、676,000円)の2001年3月期の第3四半期(2000年10-12月期)は売上高27.6億円(前四半期比14.5%増、前年同期比88.3%増)、営業利益1.3億円(同10.2%減、同5.1%減)と予想通りの厳しい決算となった。前四半期比で、売上総利益率や営業利益率が低下、広告出稿件数も減少に転じた。

サイバー・コミュニケーションズはヤフーのメディア・レップであるが、ヤフーは中期的には代理店を通さない「ヤフー営業」を強化する方向にあると考えられ、これまでのようなヤフーブランドに頼った収益モデルは描き難い。現在の株価水準は、株価粗利益倍率、株価収益率共にヤフー以上に評価されており、割高感は否めない。レーティングは「売り」に引き下げる。

投資家は単純にヤフーとの"連想買い"をするべきではない。ヤフーや電通のブランドには一定の評価はできるものの、業界動向には十分な注意が必要だ。経営指標としては、利益の他に、メディア・レップとしての"真の稼ぎ"を表す、いわゆる粗利益(=売上総利益―販売手数料)に注目すべきである。

株価(円)
676,000
  52週レンジ(円)
370,000-1,320,000
(2001年1月31日)
 
  発行済株数(千株)
247
時価総額(十億円)
167
  ROE(%)
3.1
決算期
99/3
00/3
01/3予
02/3予
03/3予
売上高(十億円)
1.8
5.1
10.2
17.4
35.0
EBITDA(十億円)
0.1
0.3
0.5
1.4
3.1
経常利益(十億円)
0.05
0.2
0.3
0.7
1.5
当期利益(十億円)
0.01
0.1
0.2
0.4
0.8
EPS(円)
7,000
8,313
769
1,538
3,360
PSR(倍)
0.8
2.1
16.4
9.6
4.8
PER(倍)
96.6
81.3
878.8
439.4
201.2


(注)EBITDA:償却前営業利益


詳細はこちら


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インターネット広告業界の現状と2001年の投資スタンス
ヤフー(4689):ネット広告業界の成長鈍化が予想される中、高い成長性を再確認させた第3四半期決算
離陸するインターネット広告事業と"勝ち組み"企業の条件(PDF)



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