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ウィット・キャピタルリポート [企業リポート一覧]
2000年12月20日
IPOメモ:精密機器
株価:820,000円(12月19日終値)
吉田 広幸
ブイ・テクノロジー(7717)
後発ながら、トータルの検査システムを提供できる強みを武器に、売上拡大が可能


ブイ・テクノロジー(7717 東マ、820,000円)はFPD(フラットパネル・ディスプレイ)関連の検査装置メーカーである。後発組ながら、PDP(プラズマディスプレイ)検査装置を皮切りに、LCD(液晶)、PWB(プリント基板)関連の検査装置へと業容拡大を遂げてきた。

検査装置の市場は設備投資動向(インフラ)に依存せざるを得ない受注産業の側面が強いことは事実である。しかし、同社の強みは従来個別に提供されてきた検査から修正に至る個々の装置をトータルで提供できる形態にある。

また画像認識の技術コアをベースに、他用途への拡大展開も企図し、なるべく一市場の市況変動を受けにくい体質への転換を図ろうとするなどの工夫も見られる。したがって液晶や半導体市況の悪化を織り込みながらも、同社の事業展開そのものは検査装置市場でのシェア伸長をベースに、ここ2~3年順調に拡大していくと考えられる。

ウィット・キャピタル証券では同社の2001年3月期売上高40億1,130万円(前年同期比283.2%増)、営業利益6,070万円(同397.4%増)、経常利益3,470万円(同725.7%増)、当期純利益1,910万円(同180.5%増)を予想する。2002年3月期は売上高66億2,170万円(同65.1%増)、2003年3月期は売上高91億2,310万円(同37.8%増)を予想する。

公開日
2000年12月8日
  資金調達額(十億円)
7.9
市 場
東証マザーズ
  公募価格(円)
2,200,000
時価総額(十億円)
12
  公募株数(株)
1,800
株 価(円)
820,000
  売出株数(株)
1,800
決算期
99/3
00/3
01/3予
02/3予
03/3予
売上高(百万円)
942
1,047
4,011
6,622
9,123
EBITDA(百万円)
-
22
97
505
956
経常利益(百万円)
-150
4
35
455
662
当期利益(百万円)
-150
7
19
250
364
EPS(円)
-
653
1,301
17,092
24,845
PSR(倍)
9.2
5.6
3.0
1.8
1.3
PER(倍)
-
1,256.7
630.1
48.0
33.0


(注1)EBITDA:償却前営業利益
(注2)00/3期PERは2000年10月11日の株式分割(1株を1.8株)後の株式数で算出


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本レポートに掲載された情報・意見はウィット・キャピタル証券株式会社(以下"ウィット")の従業員が作成したものであり、発行日時点における判断を示したものです。本レポートは、ウィットが信頼するにたると判断した情報源にもとづき作成されていますが、当情報源の完全性、正確性を保証するものではありません。 本レポートに掲載された投資情報は必ずしも全ての種類の投資家にとって適切かつ妥当なものとは限りません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の目的や財務状況にもとづいてご判断ください。注意事項の詳細については、「詳細はこちら」を参照。

 

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