23日にバリュークリックジャパン（4759　東マ、1,900,000円）の2000年12月期第3四半期の決算説明会が行なわれた。

バリュークリックジャパンはこれまでは"広告サービスの質"を高めることに経営のプライオリティをおいて事業展開をしてきた。具体的には30％のリーチである。会社側では年内に30％に到達することを目指していたが、予想以上のスピードで8月（31.36％）に達成した。

次のステップとして、投資家が求めているのは"広告サービスの量"であるページビューの増大だ。バリュークリックジャパンはページビューを増大する施策も打ち出している。その１つが「クリック単価アップキャンペーン」である。ウィット･キャピタル証券は、2000年12月には600（百万）ページビューを予想する。

「モバイルクリック」の配信実験の実績も開示された。第３四半期までの売上高は42百万円であった。ウィット･キャピタル証券では今期の「モバイルクリック」の売上高は80百万円と予想する。

株価	\1,900,000		52週レンジ	\1,610,000-4,650,000
（2000年10月23日）			発行済株数（千株）	16
時価総額（十億円）	30		ROE（％）	1.6

決算期	98/12	99/12	00/12予	01/12予	02/12予
売上高（十億円）	0.0	0.3	1.4	3.1	6.7
EBITDA（十億円）	0.0	0.3	0.2	0.6	1.8
経常利益（十億円）	0.0	0.0	0.1	0.6	1.9
当期利益（十億円）	0.0	0.0	0.1	0.4	1.1
SPS	42,755	21,368	85,253	196,398	419,951
EPS（円）	-16,915	-1,473	5,052	22,103	66,940
PSR（倍）	44.4	88.9	22.3	9.7	4.5
PER（倍）	－	－	376.1	86.0	28.4