FINANCE Watch

● 記事検索 [ランキング]
● ニュース<Top>
 ・最新ニュース45本
 ・マーケット動向
 ・個別企業
 ・月別記事一覧
● リポート<index>
 ・インタビュー ・経済
 ・企業 ・政策 ・政治
 ・ゲームに投資

● 話題最前線
 ・バックナンバー
● 連載コラム
 ・瓦版一気読み
 ・ニュースの見方
 ・市場より3歩先を
● 再編マップ
 ・銀行など4分野
● IPO情報
 ・予定一覧
● 証券用語集
 ・入門編
● サービスデータ
 ・オンライン証券
 ・オンライン銀行


● 関連リンク集
 ・リンクインデックス
click!
[PR] 
ウィット・キャピタルリポート [企業リポート一覧]
2000年10月17日
カンパニーレポート:通信ネットワーク
株価:628,000円(10月13日終値)
レーティング:保有
堀 勝雄
KDDI(9433)
次世代サービスの優位性を活かすためにも低迷するモバイル事業の建て直しが急務



10月1日に誕生した、新生KDDI(9433 東1、628,000円)の今年度売上規模(会社予想)は2.3兆円規模となり、NTT(9432 東1、1,050,000円)に対抗できる一大勢力としての期待は大きい。一方で、モバイル事業の低迷や2兆円を超える有利子負債の存在、および企業風土の異なる3社の融合に時間を要するなど、多くの問題を抱えての船出である。

ウィット・キャピタル証券ではKDDIの次世代携帯電話サービスにおける優位性に注目している。投資効率の良さ、周波数効率の良さ、海外ローミングサービスや全国展開の早さなど、自社の強みを活かすサービス展開に成功すれば、巻き返しも不可能ではないだろう。その強みを活かすためにも、現世代でのシェア奪回が急がれる。まずはカラー液晶端末の本格投入で、少なからず回復基調に向かうと考える。

2001年度予想ベースでのROCE(使用総資本営業利益率)は1.2%と低く、EV/EBITDAは7.2倍で高めの水準にある。しかし、モバイル事業が少なからず回復基調に向かうと想定されることや次世代サービスにおける優位性などを考慮して、レーティングを「保有」とする。

株価 (円)
628,000
52週レンジ (円)
628,000-1,530,000
(2000年10月13日)
発行済株数 (千株)
3,743
時価総額 (十億円)
2,351
ROE (%)
-
決算期
99/3
00/3
01/3予
02/3予
03/3予
連結売上高 (百万円)
1,246,582
1,525,953
2,190,000
2,890,000
3,367,000
連結EBITDA (百万円)
269,050
288,060
510,555
580,050
652,020
連結経常利益 (百万円)
50,866
-5,271
34,555
90,050
167,020
連結当期利益 (百万円)
17,061
-10,468
4,555
51,329
95,201
EPS (円)
4,558
-2,797
1,217
13,713
25,433
連結PSR (倍)
1.9
1.5
1.1
0.8
0.7
連結PER (倍)
137.8
-
516.1
45.8
24.7

(注)EBITDA:償却前営業利益



詳細はこちら



関連するリサーチレポートはこちら

次世代携帯キャリア競争の行方ワイヤレスインターネットの将来は、IP接続性とサービス継続性が鍵を握る
急増するカラー携帯電話と液晶ディスプレイの需要
インターネットデータセンターは近未来ネット社会の頭脳となる





本レポートに掲載された情報・意見はウィット・キャピタル証券株式会社(以下"ウィット")の従業員が作成したものであり、発行日時点における判断を示したものです。本レポートは、ウィットが信頼するにたると判断した情報源にもとづき作成されていますが、当情報源の完全性、正確性を保証するものではありません。 本レポートに掲載された投資情報は必ずしも全ての種類の投資家にとって適切かつ妥当なものとは限りません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の目的や財務状況にもとづいてご判断ください。注意事項の詳細については、「詳細はこちら」を参照。

 

プライバシーについて | 編集部へのご連絡 Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.
本サイトの内容につきましては万全を期しておりますが、提供情報がシステム等に起因する誤りを含んでないこと、すべての事柄を網羅していること、利用者にとって有用であること等を当社及び情報提供者は保証するものではありません。
当社及び情報提供者は利用者等が提供情報に関連して蒙った損害ついて一切の責任を負いません。投資等の判断をされる場合は、他の資料なども参考にしたうえで、ご自身の判断でお願いします。