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ニュースの見方(3/5)        [ニュースの見方3月バックナンバーへ]
“株式会社東証”の株価はやがて市場の指標に

【三越 元日除き年中無休へ】
(4日日経朝刊ほか)
 三越(8231)は、大規模小売店舗立地法施行に伴い休業日数が自由化されたこともあり、東京・日本橋本店など直営店で元日を除き年中無休とする方針。百貨店は低価格専門店の攻勢や物価下落への対応が遅れ長期低迷が続いている。スーパーやコンビニ店でさえ消費不況をモロにかぶっている今、百貨店はさらに厳しい状況に追い込まれている。

●攻めの経営へ転じる
 さいわい同社は、ゴルフ場開発の失敗から他社に先駆け早くから人員削減、不採算店舗閉鎖などリストラを強化。またコスト低減でようやく収益の出る体制になってきた。2001年2月期業績は、プロ野球巨人の優勝セールや千葉、福岡、鹿児島などの各店が好調で、売上げの伸びこそ1%と低いが、連結営業利益は前の期に比べ53%増となった模様。

 このため、いよいよ“攻めの経営”に転じることとなった。その主力は高収益店の売り場面積拡大計画だ。元日を除き休業日をゼロにし売上げの底上げをめざすのも、攻めの経営の一環といえよう。週明けの同社株はこのニュースに反応せずもみあいとなっている。

■URL
・三越
http://www.mitsukoshi.co.jp/

【FINANCE Watchから】
●株式会社化の背後に東証前理事長の思惑~赤字必至なのに後戻りできず(2日)
 東証の株式会社化への議論が高まっている。是非はともかくとして、東証が株式会社となり、いずれ上場するとすれば、それはそれで投資家にとって大きな意味をもつことになろう。

 かつて明治11年に株式取引所が開設された際、東京株式取引所は株式会社組織となり、“東株”として上場された。それは単なる一上場会社としてではなく、その後文字通り取引所の歴史そのものであった。また東株は戦前の株式市場の指標株でもあった。

 今日、株価の指標として日経平均が戦後東証再開以来、長く投資家の間に浸透してきている。しかし昨年構成銘柄の大幅入れ替えがあり、過去との連続性が絶たれた。1998年底値時点との比較で問題となっている折、日経平均に対する批判も少なくない。となると、東証が株式会社化し上場すれば、誰も文句をつけようがない立派な指標が形成されることになる。

 そうなれば、多くの投資家は東証の株価をもって株価全体の高安のメドとすることは必至であろう。

■URL
・記事
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/02/doc2161.htm

【FINANCE Watchから】
●富士通業績下方修正へ(2日)
 富士通(6702)は2001年3月期連結決算を下方修正した。売上高は2000年10月に予想した5兆7,000億円から1,700億円減の5兆5,300億円になる見込み。

 同社の株価は、早くも来期業績を見据えている。減益か増益か。株価はネットバブル崩壊後の安値を下回ってきた。一足早く株価は来期業績を予知しつつあるかにみえる。週明けの株価も一段安。見送りだろう。

■URL
・記事
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/02/doc2169.htm

[内藤新二]
2001/3/5
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