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ふるさと納税でAKRacingのゲーミングチェアを注文してみた
- 提供：
- AKRacing
2023年11月10日 08:00
2023年も残りわずかとなりました。年末はふるさと納税、という人も多いと思いますが、ふるさと納税の返礼品にゲーミングチェアがあることはご存知でしょうか。
ゲーミングチェアを多数展開するAKRacingでは、張地に岡山県井原市産のデニムを採用したモデルもラインナップ。岡山県はデニムの名産地で、同市にふるさと納税することで、デニムモデルのゲーミングチェアを返礼品として選べるのです。
デニムモデルは、AKRacingのオフィス向けハイエンドライン「Premium シリーズ」をベースに、ヨーロッパのラグジュアリーブランドのアパレル製品にも多数の採用事例を持つデニム専業メーカーと協業し、家具用途に適した生地を選び抜いて開発。デニム生地本来のインディゴブルーカラーがインテリアに溶け込み、ゲーミングチェアとしてはもちろん、ワークチェアとして自宅で使うのにも選びやすいデザインが特徴です。
普段は手の届かない高級チェアも、ふるさと納税なら節税しながら返礼品としてお得に入手できます。どのような手順で入手できるのか、ふるさと納税の仕組みとともに解説していきます。
ふるさと納税とは
まず、ふるさと納税とは、生まれ育った故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度のこと。寄付額に応じてその自治体から返礼品がもらえるだけでなく、確定申告(もしくはワンストップ特例申請)をすることで寄附金額の一部が、所得税および住民税から控除されます。控除対象は原則として寄付金額から2,000円を除いた“全額”なので、2,000円の実費負担で返礼品がもらえ、税控除が受けられるのです。
返礼品は「寄付額の3割以下の地場産品」といった条件はありますが、全国の名産品を楽しめるのがふるさと納税の魅力。例えば50,000円のふるさと納税をすると、15,000円相当の返礼品をもらえ、税控除は翌年の住民税や所得税が約48,000円減額されるため、約63,000円のリターンとなるのです。
ふるさと納税できる金額(控除上限額)は1年間の収入で決まります。今年でいうと、2023年1月1日から12月31日までの給与収入額(年収)で決まり、年収が500万円の人は約6万円分、年収800万円の人は約12万円分、ふるさと納税ができる計算になります。
ふるさと納税にチャレンジ
ふるさと納税の申し込みは基本的にふるさと納税ポータルサイトから行ないます。「楽天ふるさと納税」「ふるなび」「さとふる」「ふるさとチョイス」などが代表的で、サイトによって共通の返礼品もあれば、各サイト限定の返礼品などもあります。
AKRacingのゲーミングチェアはいずれのサイトからも申し込めますが、今回は「楽天ふるさと納税」での申込方法をベースに紹介したいと思います。
楽天ふるさと納税は、途中にふるさと納税に関する入力項目はありますが、基本は通常の楽天市場での買い物と同じように購入手続きができるのが特徴です。もちろん楽天ポイントも付与されます。
「楽天ふるさと納税」からでも「楽天市場」からでも申し込め、「AKRacing Premium Denim」と検索すると返礼品が表示されます。商品名の冒頭に【ふるさと納税】と表記されているものが、返礼品として注文できるページです。
ふるさと納税として注文できるデニムモデルは複数ラインナップがあり、フラグシップの「Premium Denim」、ヘッドレストとランバーサポートを省略した「Premium Denim Lite」、Liteからアームレストを省略した「Premium Denim Essential」の3種類、さらに座椅子タイプ「Gyokuza Denim」やフットレストタイプ「Footrest Denim」なども用意されています。寄付金額はPremium Denimが25万円、Premium Denim Liteが20万円、Premium Denim Essentialが16.5万円など。
筆者はAKRacingの別モデルのチェア(Pinon)を仕事用の椅子として使用しているのですが、座り心地がとても良いので気に入っています。程よい弾力とホールド力で包まれているような感覚があり、椅子を変えてから身体への負担がかなり軽減されました。リクライニングは最大150度まで倒せ、仕事中に一休みしたいときも寝そべるようにリラックスできるのも大きな魅力です。
ここで紹介するPremium Denimはさらに多機能で、リクライニングは最大180度まで倒せ、体圧分散性に優れ、へたりに強い高密度モールドウレタン素材のクッション材を使用しています。また、デニム素材は適度な吸湿性と通気性を併せ持ち、合皮素材が苦手な人でも使いやすいという特徴もあります。
家具用途のため、デニム生地はタテ糸を色移りの発生しづらい「反応染料」と呼ばれる染料で染めているそうです。使い込むほどにユーザーになじみ色落ちや風合いが出てくるなど、長年の使用で製品が自分のものになっていく感覚を味わえる「育てるチェア」として愛着が持てるのも魅力です。
Premium Denimのふるさと納税注文ページへ進むと、まずこの商品が「ふるさと納税専用ページ」である旨が表示されます。通常の楽天の通販サイトとは異なり、商品の到着が遅くなることなど確認事項が表示されているので、了承のうえ支払いページに進みます。
その中に「ワンストップ特例制度を申請する」という項目があり、これは確定申告の予定がない人、かつ1年間にふるさと納税で寄付した地方自治体数が5団体以下である場合は「申請をする」を選択します。
注文時点でふるさと納税する自治体数が確定していない場合も、念のため「申請をする」にしておくことがオススメです。
ワンストップ特例制度についてもう少し詳しく説明すると、通常ふるさと納税は確定申告時に、寄付した自治体情報と寄付額を入力する必要があり、その手続を行なうことで所得税と住民税が控除されるようになるのです。
ですが会社員など確定申告の必要がない人も多くいるため、そうした人たちが確定申告をせずにふるさと納税できるように設けられたのがワンストップ特例制度です。
この制度では、ふるさと納税をした翌年1月10日までに、寄付した自治体に書類を提出することで確定申告の必要がなくなります。書類のフォーマットは決まっており、住所や名前、マイナンバーなどを記入します。このほかマイナンバーカード、もしくは本人確認書類(運転免許証など)のコピーを添付して郵送するという流れです。
返礼品を注文する際に「ワンストップ特例制度を申請する」を選んでおくと、自治体から寄付金の受領証が届く際にワンストップ特例制度の書類や郵送用の封筒などが同封され、自分で用意する必要がなくなるという訳です。
なお、ここで「申請する」を選んだだけでは申請したことにはならないので、寄付後に自治体への書類送付は必ず行なうようにしましょう。
返礼品の注文単価を上げたい人にもオススメ
ちなみにPremium Denimを返礼品として注文するには寄附金額が25万円と設定されており、この額をふるさと納税するとなると1年間の給与収入が1,300万円ほどある人が対象となります。
ワンストップ特例制度が使えるのは年間寄付自治体数が5団体以下の場合という制約があるため、年間寄付可能額が高くワンストップ特例制度を利用したい人は、返礼品1つずつの単価を上げるのも、手続きを簡単にするおすすめの方法といえるでしょう。
注意事項などを確認したら、配送先や支払い方法を確認して注文確定です。支払い方法はクレジットカードと銀行振込が選べますが、振込の場合は12月31日を超えてしまうと2023年分のふるさと納税として認定されなくなってしまうのでギリギリに申し込む場合は注意が必要です。
なお配送日時は選べませんが、11月1日時点では2024年2月より順次発送となっています。
注文を確定したらあとは待つだけ。ワンストップ特例制度の申請書類は翌年1月10日必着で、年末年始を挟むとあっという間に期限が来てしまいます。申請を忘れると確定申告が必要になるので、早めにワンストップ特例制度申請をしておくと良いでしょう。
また、確定申告をする人は翌年3月15日までに行なう必要があるので、余裕を持って手続きをしておくのがおすすめです。
ポイント制度で高額返礼品を交換
ふるさと納税でPremium Denimを頼みたいけど寄附金額25万円はハードルが高い……という人におすすめなのが、ふるさとチョイスのポイント制度です。
ポイント制度は、寄付した金額に応じて、その自治体の返礼品と交換できるポイントが付与される制度。岡山県井原市ではポイントの有効期限を2年としており、ポイントを積み増しした場合、それ以前に取得したポイントも含めて「2年間」に延長されます。年をまたいでポイントを積み立てることで、高額な返礼品と交換するといったことが可能になるのです。
例えば年間の給与収入が660万円の人なら、1年間に寄付できる額は約84,000円で、これを3年分のポイントにすれば25万2,000円分になり、Premium Denimを返礼品として選べるようになります。
1年間の寄付可能額は、「控除上限額シミュレーション」として各サイトで確認できます。簡易シミュレーションなら、1年間の給与収入額入力と配偶者控除の有無を選択するだけなので、ふるさと納税をするときはまずシミュレーションで寄付可能額をチェックしておきましょう。
返礼品が受け取れるだけでなく所得税や住民税も控除され、とにかくお得なふるさと納税。自治体の名産品が返礼品になるので食べ物を注文する人も多いと思いますが、食べ物以外の返礼品も豊富にあります。
今回紹介したゲーミングチェアは日常的に、しかも長く使えるものなのでよりお得と言えそうです。今年のふるさと納税がまだの人は、1年間頑張ったご褒美として、候補のひとつにいかがでしょうか。