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西鉄、nimocaのアプリチャージやバスのクレカ乗車拡大 三井住友カード連携

西日本鉄道とニモカ、三井住友カードの3社は、キャッシュレスの推進やデータ活用で包括連携協定を締結した。バスで「クレカ乗車」を拡充するほか、Vポイントが貯まる新しいクレジットカードを発行、交通系ICカード「nimoca」にはスマホをかざしアプリ経由でチャージできるサービスを開始する。

バスで「クレカ乗車」拡大

西鉄グループの高速バスや一般路線バスでは、「stera transit」による「クレカ乗車」が拡大する。実証導入を進めていた既存の車両161台に加えて、2028年度をめどに福岡都市圏の約1,300台を「クレカ乗車」に対応させる。

西鉄電車は既に全73駅で「クレカ乗車」を導入済み。西鉄バスへも導入が拡大されることで、訪日観光客を含めて、多くの利用者が電車とバスをスムーズに乗り継ぎできるようになるとしている。また、キャッシュレスの拡大で現金取扱い業務の負担軽減やコスト削減も図っていく。

鉄道のクレカ乗車でVポイント

西鉄電車はまた、鉄道の「クレカ乗車」の「乗車ポイント」としてVポイントが貯まるサービスを、11月16日から2年間の実証実験として開始する。運賃200円につきVポイント1ポイントが「乗車ポイント」として貯まる。対象はVisaブランドのみ。

新クレカ「nimocle カード」

西鉄グループと三井住友カードは、新しいクレジットカード「nimocle カード」(ニモクルカード)を11月16日に発行する。交通利用や商業施設での利用などに応じてVポイントが貯まるほか、西鉄の商業施設・インキューブでは「西鉄ショッピングポイント」も貯まる。

Vポイントと西鉄ショッピングポイントの合計の付与率は0.5%~7%。年間利用額50万円以上でVポイントが最大6,000ポイント付与される特典も用意される。

nimocle カード

ICカード「nimoca」にアプリでチャージ

交通系ICカード「nimoca」(ニモカ)にアプリ経由でチャージできる「nimocaチャージアプリ」のサービスを11月16日から開始予定。既存の「nimoca 残額照会アプリ」のアップデート版として提供される。

チャージは、スマートフォンをnimocaカードにかざして行なう。クレジットカードか銀行口座を利用可能。2027年度中に定期券購入機能を追加予定で、機能はその後も拡大を図っていく。新しいクレジットカード「nimocle カード」との連携も進める。

データ活用で沿線価値を向上

3社は、西鉄の沿線ネットワークや「nimoca」の利用データ・顧客基盤と、三井住友カードの決済・デジタル領域の知見を融合させ、福岡・九州において「新たな地域価値を創造する」としている。

「nimoca」や「クレカ乗車」の乗降データを、交通事業者が容易に分析可能なダッシュボードサービスで活用できるようにし、DXやマーケティングの高度化に取り組む。

また、「nimoca」「nimocle カード」の利用状況を分析して西鉄グループのサービス改善に活用するほか、ユーザー一人ひとりに最適化した情報提供や沿線の回遊促進、新たな需要創出にも取組んでいくとしている。