三省堂書店、図書カードNEXT連動セルフレジ

三省堂書店は、図書カードNEXT専用QRコードリーダーとレジの連動を神保町本店(小川町仮店舗)で開始した。従来のセルフレジでは、図書カード利用時に利用者自身が読み取り機を操作する必要があったが、レジとの連動により案内に従ってQRコードリーダーにカードをセットするだけで決済が完了するようになった。

導入の目的は図書カード利用率の向上と店員のサポート業務軽減。また、レジのUIも刷新され、初めての利用者でも迷わず操作できる設計とした。業務軽減により、店員が接客や棚づくりといった本来業務に専念しやすくなることで、店舗全体のサービス品質向上にもつながるとしている。

図書カードNEXTを運営する日本図書普及と、POSレジ開発で実績を持つ日本ポイントソフトとの共同開発によって実現。三省堂書店では今回の導入効果を踏まえ、今後他店舗への順次展開を予定している。

図書カードNEXTは、書店で本や雑誌を購入できる図書カードで、QRコードによる読み取り方式を採用。オンライン書店で利用できる「図書カードNEXT ネットギフト」も登場している。