Claude、自然言語でアプリ構築・共有できる新機能

Anthropicは26日、「Claude」アプリの「アーティファクト(Artifacts)」にAIで作成したアプリを構築し、共有できる新機能を公開した。Pro(20ドル)、Max(200ドル)のほか無料のユーザーも利用できるベータ版となる。

ClaudeのArtifactsは、プロンプトを入力しながら別ペーンで生成された成果を確認できる機能で、Webアプリ、ミニゲームなどを作成できる。新機能ではArtifactsで作成された、自分以外のユーザーのアプリやサービスを表示する専用スペースが追加され、多くのアプリ等が利用可能になる。

Claudeアプリのサイドバーから、新たなアーティファクトスペースにアクセスでき、多くのアプリを試せるようになっている。

加えて、Artifactsから作成したいアプリの機能などを、プロンプトで説明するだけで、Claudeがコードを書き、自然言語でフィードバックしながらアプリを作成できる。作成したアプリは、リンクを共有して、他のユーザーにも共有できる。

パーソナライズされた話のアプリを作ったり、学習スタイルにあわせた家庭教師アプリなど、アイデアをClaudeに伝えるだけでアプリを作成できるとしている。

フラッシュカード

ライティングアシスタント

共有したアプリの利用には、Claudeのアカウントが必要。また、AI機能をArtifactsに直接埋め込む機能もベータ版で提供開始。利用者がアプリを使う場合、APIの利用料は利用者側のサブスクの負担となり、アプリ公開者には影響しない。なお現状は、外部API呼び出し不可で、永続的なストレージは用意されない。