サントリーが1億円拠出の「さきめし」。飲食店への先払いと応援メッセージ

Gigiが運営し、サントリーが1億円拠出で支援する、飲食代先払いで支援する「さきめし」が、5月25日にリニューアル。飲食店に対して応援メッセージを送る機能を追加した。

さきめしは、外出の自粛などで今は行けないお気に入りの店に食事代を先払いしておき、落ち着いた後に食べに行こうという支援活動。登録している飲食店に対して、一律で現金の寄付を行なう。

飲食店ページ画面

サントリーの拠出金の一部に加え、5月25日から31日まで支援者による任意の寄付を受け付け、これらを合計した寄付金を6月上旬に分配する。

支援者の先払いチケット購入の際に発生する決済手数料は、サントリーが負担して無償化。支援者による支援金がそのまま飲食店に届く。手数料の無償化は5月25日から開始し、サントリーが拠出する寄付金と先払いチケットの手数料負担額の合計が1億円に達するまで実施する。

リニューアルではサイト構成やデザインを刷新。新たな機能として、先払いチケットを購入した際に、その飲食店に対して応援メッセージを送る機能を追加した。

応援メッセージ ユーザー入力画面

さきめし登録店舗数は、25日時点で約7,000店。今後も飲食店への案内を継続し、支援を受けたい店舗と支援をしたい利用者を繋げ、さきめしを通じた支援の輪を広げることを目指す。

なお、さきめしチケット購入後のキャンセルは不可。また、「お店が大変な時期だから応援したい」という、ユーザーの店舗への応援が基本で成り立つサービスとして設計されていることから、さきめしを利用した店舗が閉店した場合、Gigiからは返金ができないとし、「万が一閉店してしまっても返金を求めない気持ちになれる店舗」への支援を呼び掛けている。