NTTドコモの2014年冬モデルが登場したわけですが、ワタクシ的に超超超注目したのが「ARROWS Tab F-03G」。何を隠そう従来機種の「ARROWS Tab F-02F」を連日活用中なので、当然ながらその後継機種となる「ARROWS Tab F-03G」がヒッジョーに気になりますヨ!! てなわけです。
いや〜凄く便利なんですよ〜「ARROWS Tab F-02F」。10.1型タブレットで、表示が超高精細(WQXGA/2560×1600ドット)。フルセグもキレイに映りますヨ♪ それから処理速度も速くてサクサク動きます。しかも薄くて軽いので常時携帯もラクラク。防水防塵なので室内の水回りやアウトドアの水辺でも無問題です。指紋認証でセキュア&クイックに使える点も「◎」。従来機種「ARROWS Tab F-02F」に惚れ込み中のワタクシです。
そして新型「ARROWS Tab F-03G」。ちょっとスペックを見るだけで欲しくなりますな。従来機より軽くなっていて、有機ELディスプレイを搭載していて、急速充電や高速ダウンロードやマルチコネクションにも対応していて......相変わらずの「全部入り」感。フツーに「世界最強」と言っていいAndroidタブレット端末だと思われます。
そんなところへ実機に触れられるチャンスが!! もちろん光の速さで「ARROWS Tab F-03G」をイジったワタクシは光を超える速さで「ARROWS Tab F-03G」が超超超欲しくなったんでありました!!
惹かれたのは、まずヒッジョーに軽いこと。えっコレってモックアップかなんか? とか思っちゃうほど軽いんです。ぜひ実機を持ってみてください。10型クラスのタブレットに対するイメージが変わると思います。けっこー驚きの軽さです。
さらに驚けるのが画面表示。高精細でありかつ発色がモノ凄くイイ感じ。色ノリが良く明暗階調も豊かなので、写真も動画もウェブサイトもアプリも、何でも鮮やかに表示されます。
ワタクシの場合、軽さと表示の美しさで既に「欲しい〜!!」という感じに。しかし「ARROWS Tab F-03G」にはさらなる魅力が多々ありました。それらを知ったらもう「欲しい!! 欲しすぎる!!」みたいな物欲全開モードに突入してしまいました。さておき以降、「ARROWS Tab F-03G」の数々のイケてるポイントを見ていきましょう。
カンッペキな基本性能
まず「ARROWS Tab F-03G」のスペックを少々。Android 4.4搭載LTE対応タブレットで、画面サイズは10.5インチ。有機ELディスプレイを採用し、解像度は2560×1600ドット(WQXGA)です。サイズは約174×265×8.5mmで、質量は約433g。このクラスのタブレットとしては世界最軽量です。バッテリー容量は7840mAhで、110時間以上の使用が可能とのこと。
ほか、フルセグ/ワンセグの受信に対応し、録画機能も備えます。また、IPX5/IPX8の防水性能およびIP5Xの防塵性能を備え、バスルームでも使えて雨でも安心。汚れたらサッと水で洗い流せます。さらに、スマート指紋センサーを搭載し、これを使えばサッと即座にロック解除(ログオン)ができます。パスコード等を盗み見される心配もなく、安全に使えますネ♪
日本語入力にはジャストシステムと富士通が共同開発した「Super ATOK ULTIAS」を搭載。手書き文字入力UIもタブレット画面用に最適化され、文字入力効率が高まっています。独自の超高速&安定通信機能を備え、多くのシチュエーションで快適な通信が可能になっています。
てな感じの「ARROWS Tab F-03G」。10.5型WQXGA(2560×1600ドット)の有機ELディスプレイ、7840mAh/100時間以上駆動可能なバッテリーライフ、約433gという軽さ、そして防水防塵性能、さらに指紋認証、カンペキと言える基本性能を備えていると思います。
で、触れてみてまず驚くのは、前述のとおりその軽さと表示の美しさ。軽さについては、余裕で片手で持てる感じ。長い時間「ARROWS Tab F-03G」を手に持って使っていても疲れにくいですし、「軽いから持ち歩こう」という気にもさせます。軽さは正義ですな。
表示の美しさは、「明らかにキレイ!!」と驚けるレベルです。ディスプレイ自体が自己発光するため、200万:1という超高コントラストの表示がなされるとのこと。応答速度は液晶ディスプレイと比べると約2万5000倍も速く、色再現性はNTSC比99%。明暗階調が非常に豊かで、動画にも強く、発色も優れているわけですな。
実際に見た感じは、写真も動画もウェブサイトもアプリもみんなクリアに見えます。メリハリに優れた表示で、とくに写真類は美しく見えます。ザックリとした感触を言えば、とりわけ赤や緑などの色ノリが非常に良く、ホンモノがそこにあるかのようなイメージです。この表示、一度見ちゃうと後戻りできない良さがあります。
ワンセグ/フルセグ対応、録画OK、付属卓上ホルダが便利♪
AV関連も充実している「ARROWS Tab F-03G」です。まずワンセグ/フルセグ放送に対応していて、録画もデキちゃいます。また、画面左右にはステレオスピーカーが内蔵されていますので、もはや「小型デジタルテレビ」ですな。
それから、「ARROWS Tab F-03G」の画面解像度は前述のとおり2560×1600ドット(WQXGA)で、フルHDよりずっと高解像度。10.5型の高解像度ディスプレイに、フルHDの地デジ放送がギュッと圧縮されて再生されるわけですから、もんのすごい解像度の絵を見ている印象となり、ほんっとにキレイです。有機ELディスプレイは動画にも強いですので、「ARROWS Tab F-03G」は動画やゲームを楽しむタブレットとしてもかなりイイですネ〜♪
それと、付属の卓上ホルダが便利。「ARROWS Tab F-03G」を立てておけて、もちろん充電ができるクレイドルなんですが、背面にテレビアンテナケーブルを接続できるコネクタがあるんです。そこにアンテナ線をつなげば、バッチリ安定してフルセグ放送(地デジ放送)を視聴したり録画したりできます。
ちなみに、「ARROWS Tab F-03G」はナニゲにハイレゾ音源にも対応しています。具体的には、標準のメディアプレイヤーで24ビット/96kHz以上のWAV/FLACフォーマットの再生が可能。高品位イヤホンをつなげば、軽快に持ち歩けて長時間使えるハイレゾプレイヤーとしても使えそうですな〜。
動作はサクサク、通信もサクサク
ここで少々「ARROWS Tab F-03G」の細かな仕様について見ますと、プロセッサとして2.3GHzのクアッドコアプロセッサ「MSM8974AB」を搭載し、RAMは2GB、ストレージは64GBとなっています。また、ネットワーク機能として、3Gおよび最大受信速度150MpbpsのLTE通信に対応し、無線LANは最大300MbpsのIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しています。ちなみに、SIMはnanoSIM(nanoUIM)をセットすることができます。
で、「ARROWS Tab F-03G」の使用感ですが、十分な容量のRAMと最新のプロセッサによるものか、かなりサクサクな感じ。何をしてもモタついたりモッサリしたりすることもなく、非常に気分良く使えます。
それから「ARROWS Tab F-03G」はデータ通信も高速で快適です。これまでの「なんかデータ通信が遅いんですけど......」という残念感がかなり払拭されると思います。
具体的には、まず「高速ダウンロード」機能。富士通独自の高速通信機能ですが、動画やアプリなどのファイルのダウンロードを高速に行えるというものです。通常は1本のダウンロードリクエストを送信しますが、「高速ダウンロード」だと複数本のダウンロードリクエストを送信します。そうすることで、1本のファイルを分割して並列的にダウンロードしたのと同等の効果が得られ、短時間でダウンロードを済ませることができるというわけです。
この「高速ダウンロード」機能、どんなときに役立つのか? 通常、アクセスが集中しがちな無料Wi-Fiスポットなどではダウンロード速度が遅くなりがちです。でも「高速ダウンロード」機能を備えた「ARROWS Tab F-03G」なら、ダウンロード速度低下のストレスを最小限に抑えられるというわけです。
それから「マルチコネクション」という通信機能。これはWi-Fi接続が遅くなったとき、3G/LTEに同時接続し、データ通信が安定し途切れにくくなる機能です。その名前のとおり、「マルチコネクション」ではWi-Fiと3G/LTEを同時に利用してデータ通信が行われます。
Wi-Fiスポットによっては、通信状況が一時的に悪化して「つながってはいるけどデータ通信が滞ってる〜」みたいな状況があります。都心部などだとわりとアリガチかも。でも「マルチコネクション」が機能する「ARROWS Tab F-03G」なら、Wi-Fi通信感度が悪化しても、3G/LTEでデータ通信を維持。3G/LTEへの追加接続は自動で行われますので、ユーザーは切り換え操作など特に意識する必要はなく、体感的には「データ通信が途切れず安定している」という感じになります。
なおこの「マルチコネクション」、利用可能なアプリが限られています。具体的には、Chromeブラウザ、Youtube、Playストア、標準メール、Gmail、Googleマップ、Google Drive、標準ブラウザ、NX!メール、あんしんスキャン、ストアアプリ、ソーシャル電話帳アプリ、音声UIアプリ、Facebook、Twitter、LINE、FACEBOOKメッセンジャー、簡単インターネットなどです。主要なアプリで機能する「マルチコネクション」ですので、多くの人にメリットがあると思われます。
ちなみに、「高速ダウンロード」と「マルチコネクション」は同時に機能します。つまり、Wi-Fiと3G/LTEを同時に使いつつ、ファイルのダウンロードを高速化できるわけです。「ARROWS Tab F-03G」は、まず動作がサクサクな端末です。加えて、ほかユーザーより安定したデータ通信ができつつより短時間でダウンロードを完了できます。全体的にサクサクな感じのタブレットなんですな♪
賢いATOKと数々の「便利機能」
前述のとおり、「ARROWS Tab F-03G」には日本語入力システムとしてジャストシステム・富士通共同開発の「Super ATOK ULTIAS (スーパーエイトックウルティアス)」が搭載されています。
この「Super ATOK ULTIAS」はパソコン版で定評のある「ATOK」と同等の変換エンジンを備え、予測・変換精度が非常に高い日本語入力システムです。登録単語数もATOK史上最大。従来では変換できなかった難しい単語や新語も効率良く変換できます。加えて、カタカナから英単語に変換したり、町名から住所全体へ変換したり、郵便番号を住所に変換したり、方言も正しく変換したり、手軽に単語登録できたりも。
また、「ARROWS Tab F-03G」にはタブレット用に最適化された手書き文字入力UIがあります。十分な大きさがあるので、複雑な漢字なんかも余裕で書ける手書き文字入力パネルです。使いやすい手書き文字UIに加え変換精度が高い「Super ATOK ULTIAS」があるので、かな〜り効率良く文字入力していけます。
それから「ARROWS Tab F-03G」ならではの「便利機能」もイケてます。たとえば「手袋タッチ」という機能。機能名のとおり「普通の手袋をしたままタッチ操作できる」というスゴい機能です。手持ちの作業用手袋や革手袋で試してみたら、あら不思議!! 手袋のままタッチ操作デキちゃいました♪
タッチ絡みでほかにも便利な機能が多々あります。たとえば「うっかりタッチサポート」は、画面端に指が触れているとき、それは操作するためのタッチかどうかを見極めてくれます。結果、意識的に操作している指のタッチのみに反応してくれます。つまり誤操作防止になるわけですな。
あるいは「タッチブロックモード」。電源ボタン長押しで機能しますが、画面へのタッチに一切反応しなくなり、画面の回転も行われない動作モードですな。画面上に地図や画像などを表示し、それの一部を指で示すなどしながらの使い方によく向きます。相手に画面を見せつつの説明/プレゼンや、端末を囲んでの相談/ミーティングに便利だったりします。
ほかにもイロイロ。画面左下の虫眼鏡アイコンに触れれば、通常は拡大できない地図アプリの文字や設定もいつでも拡大表示される「いつでもズーム」機能、写真や画像内に含まれる「テキストではない文字」でもテキストとしてコピーできる「なぞってコピー」機能、表示中の画面を即座にキャプチャーしてメモ等を書き込める「キャプメモ」機能等々、た〜くさんの実用的な「便利機能」が用意されています。
てな感じの「ARROWS Tab F-03G」。10型クラスタブレットとして突出した機能と性能を備え、さらに細かな部分まで非常に使いやすくチューンアップされている最新タブレットです。使えばスグにその魅力を感じられると思いますので、ぜひ実機に触れて超超超欲しくなったりしてみてください♪














